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室町ケミカル(株)

東証STD 4885

決算:5月末日

20250415

ビジネスモデルや事業内容

室町ケミカル(株)は、医薬品、健康食品、化学品の3つのセグメントで事業を展開。医薬品事業は原薬事業を主力とし、自社製造の医薬品原薬は比較的利益率が高い製品である。健康食品事業は、スティックゼリータイプの健康食品の企画・開発・製造を中心としたOEM/ODM事業である。化学品事業は、イオン交換樹脂を主力とし、純水・超純水生成や排水処理などに用途がある。


直近の決算状況

直近の四半期決算では、営業利益が36%増益と好調である。2022年5月期の営業利益率は7.69%と高い水準であったが、販売費、開発費、人件費の増加により、一時的に低下した。しかし、今期は第3四半期までの9か月間で営業利益率が7.097%まで回復しており、回復傾向にある。


特徴や強み

医薬品事業では、原薬について自社製造・加工と輸入の両面から顧客のニーズに合わせた提案をできることが強みである。化学品事業では、イオン交換樹脂等の水処理商材を扱い、専門性の高い技術力を有し他社が手掛けないニッチな分野に注力している点が特徴である。イオン交換樹脂等は各種メーカーからの仕入販売であるが、顧客ニーズに応じて海外メーカーと共同で新たな樹脂を開発するメーカー的側面も持ち合わせている。


成長戦略

全事業での成長を目指す方針である。医薬品事業では、自社開発品の開発パイプラインを充実させ、継続的な新製品の上市を目指す。健康食品事業と化学品事業は、収益性の改善を重視し、特に化学品事業ではPFAS関連事業など成長期待分野に向けた製品開発を積極的に進め、新たな柱の育成を目指している。


中期事業計画について

新たな中期経営計画は策定中で、株主総会までの発表を目指している。計画内容は現時点で未開示だが、全事業での成長を目指す方針である。


今期の取り組みやトピックス

化学品事業において、PFAS関連事業が注目されるトピックスである。PFAS規制強化の動向が、同社の成長ポテンシャルに大きく関わる可能性がある。


株主還元策

株主還元の方針は検討中であるが、配当性向を意識しつつ、安定的な配当の継続が基本方針である。

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室町ケミカル(株)

東証STD 4885

決算:5月末日

ビジネスモデルや事業内容

室町ケミカル(株)は、医薬品、健康食品、化学品の3つのセグメントで事業を展開。医薬品事業は原薬事業を主力とし、自社製造の医薬品原薬は比較的利益率が高い製品である。健康食品事業は、スティックゼリータイプの健康食品の企画・開発・製造を中心としたOEM/ODM事業である。化学品事業は、イオン交換樹脂を主力とし、純水・超純水生成や排水処理などに用途がある。


直近の決算状況

直近の四半期決算では、営業利益が36%増益と好調である。2022年5月期の営業利益率は7.69%と高い水準であったが、販売費、開発費、人件費の増加により、一時的に低下した。しかし、今期は第3四半期までの9か月間で営業利益率が7.097%まで回復しており、回復傾向にある。


特徴や強み

医薬品事業では、原薬について自社製造・加工と輸入の両面から顧客のニーズに合わせた提案をできることが強みである。化学品事業では、イオン交換樹脂等の水処理商材を扱い、専門性の高い技術力を有し他社が手掛けないニッチな分野に注力している点が特徴である。イオン交換樹脂等は各種メーカーからの仕入販売であるが、顧客ニーズに応じて海外メーカーと共同で新たな樹脂を開発するメーカー的側面も持ち合わせている。


成長戦略

全事業での成長を目指す方針である。医薬品事業では、自社開発品の開発パイプラインを充実させ、継続的な新製品の上市を目指す。健康食品事業と化学品事業は、収益性の改善を重視し、特に化学品事業ではPFAS関連事業など成長期待分野に向けた製品開発を積極的に進め、新たな柱の育成を目指している。


中期事業計画について

新たな中期経営計画は策定中で、株主総会までの発表を目指している。計画内容は現時点で未開示だが、全事業での成長を目指す方針である。


今期の取り組みやトピックス

化学品事業において、PFAS関連事業が注目されるトピックスである。PFAS規制強化の動向が、同社の成長ポテンシャルに大きく関わる可能性がある。


株主還元策

株主還元の方針は検討中であるが、配当性向を意識しつつ、安定的な配当の継続が基本方針である。

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