
(株)アイビス
東証GRT 9343
決算:12月末日
20251126
CP&X
【2025年12月期3Q】
決算概要
2025年12月期第3四半期連結実績について、売上高は3,638百万円 で、前四半期の2,378百万円 に比べて1,259百万円増(+53.0%)となりました。前年同期の3,491百万円と比較すると147百万円増(+4.2%)です。
営業利益は847百万円で、前四半期の569百万円に比べて277百万円増(+48.8%)となりました。前年同期の853百万円と比較すると5百万円減(-0.7%)です。
親会社株主に帰属する四半期純利益は565百万円で、前四半期の376百万円に比べて188百万円増(+50.2%)となりました。前年同期の585百万円と比較すると20百万円減(-3.5%)です。
全体的な総括としては、SSPのAIアルゴリズムの予期せぬ変動等の影響が第3四半期で継続しつつも、売上高は過去最高となり、各種利益はのれん償却を除くと安定成長を継続し、連結業績予想に対する進捗度は3/4弱となりました。加えて、今後の収益の柱となると目されるサブスクリプション売上がYoYで76.4%増となり、過去最高を継続した結果、3Q単体でサブスク売上が初めてアプリ広告売上を上回りました。
営業利益の変動要因は、モバイルセグメントの売上高増加、広告宣伝費減少、及び人件費増加によるものです。
注 当社は2025年第1四半期より連結決算体制へ移行しておりますが、テクノスピーチの損益は2025年4月1日から連結、ゼロイチスタートの損益は2026年1月1日から連結予定となります。
セグメント別または事業別の増減要因
モバイルセグメントの売上高はYoYで3.9%増、一方でソリューションセグメントの売上は0.1%減となりました。モバイルセグメントでは、アプリ広告売上が引き続き不調であるものの、第3四半期単体ではサブスクリプション売上がアプリ広告売上を超え、アプリ課金主体の売上構成へ変化し始めました。ソリューションセグメントは、第1四半期に営業と技術部門の連携強化、意思決定プロセスの迅速化を目的とした組織改編を実施し、その後安定的に運用され、採用数及び定着率の向上につながりました。AI歌声合成セグメントは、第2四半期に損益の連結を開始しており、第3四半期累計売上高は72百万円となりました。このうち、VoiSona事業の売上高は59百万円、受託開発事業の売上高は12百万円となりました。
主要KPIの進捗と変化

当社が重視する直近数値と、前年同期及び前四半期からの推移は上記の表の通りです。
推移の要因につきまして、DAUは、季節要因等によるもので、短期的には増減が生じますが、長期的には横ばい傾向であり、モバイルセグメントの収益基盤は安定しております。サブスクリプション契約数は、サブスク転換施策奏功の継続によるものです。エンジニア数は、第1四半期に実施した組織改編の効果が徐々に発揮され、採用数及び定着率が向上したことによります。
季節性・一過性要因の有無と影響
通常、モバイルセグメントにおいては、第4四半期は他の四半期と比較して広告予算及び季節的な消費行動が増加することにより、アプリ広告売上が増加する傾向がありましたが、今第3四半期はそのような顕著な動きは見られませんでした。第3四半期では、前四半期からのサブスクリプション契約数の増加数が四半期ベースで過去最大となりましたが、季節性というよりもマーケティング施策の影響を受けたものとなります。
通期見通しと進捗率・達成可能性
第3四半期決算時点での進捗率は、売上高と各種利益が3/4弱となっております。期末までの為替動向、広告市況の変動を読み切れないものの、計画の想定範囲内での着地を見込んでおります。
トピックス
プロマーケットへの本格進出の一環として、2025年8月28日にMac対応版をリリースいたしました。これによって、モバイルとPCの主要なプラットフォームでのibisPaintの利用が可能となりました。
2025年9月10日にibisPaintシリーズ累計5憶ダウンロードを達成しました。2024年5月の4億ダウンロード突破から1年4カ月後に5憶ダウンロード到達となり、順調にユーザー基盤を拡大しております。
株式会社ゼロイチスタートの全株式を11月21日付で取得いたしました。いわゆる「みなし取得日」を適用し、同社の損益計算書は2026年12月期(来期)の当社の連結業績より取り込む予定です(2025年12月期は同社の貸借対照表のみ取り込む予定)。また、同社との事業シナジー効果をより盤石なものにするため、2026年4月1日に同社を吸収合併する方向で調整いたしております。

企業名
上場市場 証券コード
決算日
取材アーカイブ
CP&X
決算概要
2025年12月期第2四半期は、売上高2,378百万円、営業利益569百万円、経常利益567百万円、親会社株主に帰属する中間純利益376百万円で過去最高の増収増益を達成した。ただし、前年同期比(YoY)での増収増益率は数パーセントにとどまり、大幅な成長という印象はない。売上の主な増加要因は、売上比率の高いモバイルセグメントが全体を牽引したことである。
セグメント別または事業別の増減要因
ソリューションセグメントの売上はYoYで0.9%減、一方モバイルセグメントは0.8%増であった。モバイルセグメントでは、アプリ広告の売上が引き続き不調であるものの、サブスクリプションの売上がそれを補完し、全体を牽引した。AI歌声合成セグメントは、第2四半期に連結売上計上を開始し、売上高は29百万円であった。このうち、BtoC向け事業のVoiSonaが24百万円、BtoB向けの受託開発事業が5百万円を占めている。
主要KPIの進捗と変化
主要KPIであるDAU(日次アクティブユーザー数)は微増であり、好調に推移している。サブスクリプション売上は順調に成長しており、売上高は累計期間でYoY79.8%増、契約数ベースでは6月末時点でYoY77.5%増となった。これはFY2025/12の計画である売上高1.62倍(62%増)を上回る進捗状況である。一方で、アプリ広告の売上不調の要因は、アルゴリズムの予期せぬ変動等の影響継続にある。
通期見通しと進捗率・達成可能性
通期の売上高5,025百万円、営業利益1,175百万円などの見通しに対し、第2四半期時点の進捗率は40%台後半であり、やや遅れ気味であると認識している。しかし、下期に売上が偏る季節性を考慮すると、全体としては順調に推移しており、通期では計画通りに着地する見込みである。特にサブスクリプション売上が広告収入の不調を補完することで、計画達成を下支えすると見込んでいる。トピックス
直近の大きなトピックスは、2025年8月28日にリリースした「Mac版」の提供である。Mac版を通じてプロマーケットへの参入を強化することで、サブスクリプションユーザー200万人という目標達成に向けた重要なステップと位置付けている。Q:成長戦略のポイント(今後の取り組みやトピックス、計画にない新たな戦略的施策等を含む)はなんでしょうか?
A;今後の成長戦略として、モバイルセグメントではサブスクリプションの売上拡大を引き続き重視しています。特に、機能拡充に注力しており、第1四半期でのメジャーバージョンアップであるオリジナルブラシパターンを作成できる新機能等の追加に続き、今第2四半期にはマイナーバージョンアップとしてプレミアム会員向けの「ベクターレイヤー」機能を拡充しました。そして、2Q後になりますが、Mac版のリリースが予定通り8月に行われました。これは、プロマーケットに参入するための重要な一歩であり、長期的に見て今後の成長に貢献すると期待しています。このプロマーケットの拡大は、サブスクリプションユーザー200万人という目標達成に不可欠な要素であると認識しています。
Q:通期業績の見通しについてご説明ください。
A;第2四半期時点の通期業績進捗率は40%台後半とやや遅れ気味ですが、下期に売上が偏る季節性を考慮すると、全体としては順調に推移しています。アプリ広告売上減の予想ではありますが、好調なサブスクの上振れのため、通期では計画通りの着地を見込んでいます。
Q:M&A、業務提携、事業売却などの実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。
A;モバイルセグメントでは、1月31日に実施したテクノスピーチ社のM&Aが完了しました。今後はソリューションセグメントにおけるM&A調査を本格的に進めており、年内には良い形にしたいと考えています。
Q:株主還元の方針をご説明ください。
A;2025年10月1日付で1株を5株に分割する株式分割を2025年8月7日に発表しました。投資単位を引き下げて株式を買いやすくすることが目的です。配当については、分割前50円であったものを分割後10円とし、実質的な配当性向は変わりません。今後も成長と還元のバランスをとりながら、株主還元を実施していく方針です。
取材者:では、まず2025年12月期第2四半期の決算状況についてお伺いします。貴社の売上高は2,378百万円、営業利益は569百万円、経常利益は567百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は376百万円で、過去最高の増収増益を達成されたかと思いますが、増減要因について教えていただけますか?
回答者:増減要因についてですが、YoYで比較すると、数パーセントレベルの増収増益であり、大きく成長したという印象はありません。ソリューションセグメントはYoYで0.9%減、モバイルセグメントは0.8%増となり、売上比率が高いモバイルセグメントが全体を牽引した結果、合計で1.3%増となりました。
モバイルセグメントの中でも、アプリ広告の売上が引き続き不調である一方、サブスクリプションの売上がそれを補う形となりました。
取材者:前回の取材でサブスクリプションの売上を伸ばしていきたいというお話がありましたが、今回、YoY71.3%の伸びは、予想通りの進捗ですか?それとも予想を上回る進捗ですか?
回答者:2Q累計のサブスク売上高で言うと79.8%増です。契約数ベースでは77.5%増となります。計画値は売上高1.62倍(62%増)だったので、手堅く作った数字ではあります。第1四半期が売上1.9倍だったのに対し、今回は1.8倍と若干成長率は下がりましたが、総じて順調に進んでおり、通期の保守的な計画は超えるだろうと考えています。
取材者:サブスクリプションの売上拡大のために、今期行われた施策や取り組みはございますか?
回答者:第2四半期では、5月26日にプレミアム会員向けの「ベクターレイヤー」の機能拡充を行いました。これはプロユーザー向けの機能拡充となります。また、3月にメジャーバージョンアップ「バージョン13」をリリースし、多くの新機能を追加したことも、4月のサブスクリプション増加に繋がりました。
取材者:今後もプロユーザー向けの機能拡充に力を入れていく方針ですか?
回答者:はい、引き続き、お客様にサブスクリプションを申し込んでいただけるような魅力的な新機能をどんどんリリースしていきたいと考えています。ただし、具体的な機能については、現時点では非開示とさせていただいています。8月28日にMac版をリリースしました。これもサブスクリプション増加に貢献すると思いますが、9月以降の新規機能については現状まだ開示できていません。開発中のアイデアは多数あります。
取材者:人材の採用状況はいかがですか?
回答者:モバイルセグメントは新卒採用をメインに行っています。第2四半期に新卒社員が増えたため、人件費と採用費が増加しています。ソリューションセグメントは、思ったより退職者が増加したため、退職防止策と採用強化を行い、リカバリーが始まっています。
取材者:モバイルセグメントの採用は計画通りと捉えてよろしいでしょうか?
回答者:はい、モバイルセグメントは順調です。
取材者:その他に重視されているKPIはございますか?
回答者:サブスクリプションは順調で、エンジニア数も少し復活しています。DAU(日次アクティブユーザー数)も微増で良い感じです。ただし、広告単価が冒頭に申し上げた売上不調の要因となっています。この状況は厳しいですが、通期の着地としては、サブスクリプションの売上が広告を補完する形で計画通りに着地する見込みです。
取材者:何か業績に影響を与えた季節性や外的要因、一時的な要因はありましたか?
回答者:特にありませんが、4月より連結売上計上を開始したAI歌声合成セグメントについてご説明します。第2四半期の売上高は29百万円で、内訳はVoiSona事業(BtoC向け)が24百万円、受託開発事業(BtoB向け)が5百万円でした。受託の売上は想定より下回りました。通期の売上高はほぼ計画通りで良いのですが、第2四半期単体では少し厳しい状況です。セグメント利益はマイナス35百万円で、のれん償却費の18百万円を含めると、営業利益ベースでマイナス17百万円程度です。受託売上が計画を下回ったこともあり、想定より赤字が大きくなりましたが、通期ではほぼ計画通りと見ています。のれんの償却額は四半期ごとに18百万円で、今後も減損がない限り、この形で進んでいきます。
取材者:通期の業績見通しについてお伺いします。売上高5,025百万円、営業利益1,175百万円、経常利益1,179百万円、親会社株主に帰属する当期純利益818百万円に対し、第2四半期で約50%の進捗ですが、見通しはいかがですか?
回答者:順調とおっしゃっていただきましたが、進捗率としては40%台後半であり、やや遅れ気味です。しかし、下期に売上が偏る季節性もあるため、総じて順調であると認識しています。
取材者:M&Aや業務提携の実施状況や検討状況について、お答えできる範囲でお聞かせいただけますか?
回答者:モバイルセグメントでは、1月31日に実施したテクノスピーチのM&Aが完了し、引き続き調査は行っていますが、現在は以前より進めているソリューションセグメントのM&A調査を本格的に進めています。
取材者:株主還元方針に変更はございますか?
回答者:ご存知の通り、10月1日付で1株を5株に分割する株式分割を8月7日に発表しました。投資単位を10万円程度に引き下げ、株が買いやすくなることを目的としています。配当は分割前の50円を分割後も10円とし、実質的な配当性向は変わりません。今後も成長と還元のバランスをとりながら、株主還元を行っていきたいと考えています。
取材者:最後に、足元の状況で何かトピックスはございますか?
回答者:直近では、先ほど申し上げた「Mac版のリリース」が大きなトピックスです。3年前にWindows版をリリースし、今回Mac版のリリースとなります。Mac版のユーザーはWindowsの5分の1程度と言われており、すぐに大きなインパクトをもたらすとは考えていませんが、プロマーケットに参入するための重要なステップと考えています。これは、例えるなら富士山の二合目まで登ったようなもので、ここから本格的に成長していく段階だと考えています。
プロマーケットの拡大は、サブスクリプションユーザー200万人という目標達成において非常に重要な要素です。今後も一般アマチュアユーザーやセミプロユーザーだけでなく、プロユーザー向けにも拡大を進めていきます。Mac版の今後の成長に期待しています。
経営企画室 室長 堀部 拓人 様
経営企画室 室長代理 岡本 泰輔 様

企業名
上場市場 証券コード
決算日
取材アーカイブ
決算概要

直近の決算の売上高、営業利益、純利益等の前四半期比・前年同期比の数値・増減額・増減率につきましては上記の表の通りです。
全体的な総括と業績の主な要因としては、FY2024年5月の一部施策による予期せぬ不具合等の影響を受けて、アプリ広告売上の減少により売上高微減となったものの、各種利益については改善し、計画対比の進捗度が1/4強で推移しました。加えて、今後の収益の柱となると目されるサブスクリプション売上が前年同期比で90.3%増加したことを受け、成長軌道に乗っているものと認識しております。営業利益の変動要因は、モバイルセグメントの広告宣伝費とソリューションセグメントの採用費になります。
注 第1四半期より連結決算体制へ移行しておりますが、第1四半期の損益計算書は、連結損益の影響が生じる前であるため、実質的には単体ベースとなっております。なお、親会社株主に帰属する当期純利益という表記は、3月末に連結貸借対照表を適用したことに伴い、会計上及び開示上の整合性を保つためのものであり、実際の損益影響は第2四半期以降に反映されます。
セグメント別または事業別の増減要因
モバイルセグメントの業績について、サブスク転換施策が奏功したものの、先述の不具合等を受けてアプリ広告売上が減少し、前年同期比で売上高が-3.8%となりました。
ソリューションセグメントの業績について、引き続き受託案件に拘らず高収益案件の受注に注力したことで売上高が前年同期比+2.7%となりました。
主要KPIの進捗と変化

当社が重視する直近数値と、前年または前四半期からの推移は上記の表の通りです。
推移の要因につきまして、DAUは、鈍化はしましたが、長いスパンで見ると右肩上がりですので、ベースはしっかりしています。サブスクリプション契約数は、サブスク転換施策の奏功により、これまで契約していなかった無料ユーザーがサブスク契約者となっていることによるものです。エンジニア数は、2024年の第2四半期まで採用を積極的に行っていたものの、案件とのミスマッチなどにより退職者数が増加したことに加え、高スキルエンジニアの採用に採用方針を転換したことを受けて、前年同月比でエンジニア数が減少しております。
季節性・一過性要因の有無と影響
通常、モバイルセグメントにおいては、第4四半期は他の四半期と比較して広告予算及び季節的な消費行動が増加することにより、アプリ広告売上が増加する傾向がありましたが、今第1四半期はそのような動きは見られませんでした。
通期見通しと進捗率・達成可能性
第1四半期決算時点での進捗率は各種利益が1/4強で推移しており、売上高が1/4弱となっております。そのため、通期の見通しにつきましては、概ね、計画どおりであります。
トピックス
2025年2月18日にモバイルアプリ/ゲームの分析プラットフォームを提供するSensor Tower社が選定した「Sensor Tower APAC Awards 2024」の「ベストお絵描きアプリ」を受賞。
2025年3月5日にibisPaintのメジャーバージョンアップとなるVer.13.0.0がリリースされ、有料会員限定サービスとして塗りつぶしツールの新機能を始めとする9つの機能が追加。
Q:成長戦略のポイント(今後の取り組みやトピックス、計画にない新たな戦略的施策等を含む)はなんでしょうか?
A:モバイルセグメントでは、サブスクリプション売上を収益の柱にするべく、無料ユーザーのサブスクリプションへの転換促進と広告宣伝費の抑制。ソリューションセグメントでは、ハイスキルなエンジニアの採用(優秀なSEクラスの厳選採用)、高収益案件の獲得というのがポイントとなります。
Q:通期予想の戦略と施策についてご説明ください。
A:通期予想の売上高は5,025,274千円、営業利益は1,175,670千円、経常利益は1,179,868千円、親会社株主に帰属する当期純利益は818,828千円となっております。
戦略として、モバイルセグメントでは、サブスクリプションへの転換の促進、ソリューションセグメントではハイスキルなエンジニアの採用と高収益案件の獲得を計画しております。
第1四半期には、ibisPaintのメジャーバージョンアップ、サブスクリプション転換促進策の改善、(優秀なエンジニアの)採用への方針転換などを実施しました。
Q:受注・競合状況についてご説明ください。
A:ソリューションセグメントにおいては、法人や地方自治体からのアプリケーション開発の受注が順調に増えており、一部案件においては、クラウドサーバ構築・移行(サーバレス環境構築を含む)の支援が奏功し、安定した収入をもたらす運用保守案件も増加しております。
モバイルセグメントについて、受注形式の売上は発生しておらず、競合の状況においても、ibisPaintの市場シェアが引き続き高水準で維持されており、目立った変化はみられておりません。
Q:M&A、業務提携の実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。
A:モバイル、ソリューション両セグメント共に、FY2024/12 2QよりM&Aの検討を実施しております。その成果の一つとしまして、2025年1月31日に株式会社テクノスピーチを完全子会社化いたしました。これに伴い、連結財務諸表に関する会計基準におけるみなし取得日の規定により、貸借対照表は2025年3月末付で、損益計算書は2025年4月1日から取りこむ予定です。
Q:中期経営計画の内容や進捗状況等をご説明ください。
A:中期経営計画は開示しておりませんので、お答えを差し控えさせていただきます。
Q:株主還元の方針をご説明ください。
A:株主還元は配当金によって行う方針で、利益成長に応じた増配も検討しております。今期に関しましては、20~25%の配当性向とし、1株当たり50円を予定しております。
―
IR担当

企業名
上場市場 証券コード
決算日
CP&X
ビジネスモデルや事業内容
株式会社アイビスは、モバイルペイントアプリ「アイビスペイント」を主力製品とする急成長中の企業で、モバイル事業とソリューション事業の2つの事業を展開している。 モバイル事業では、主力製品であるモバイルペイントアプリ「アイビスペイント」の開発・運営を行い、ソリューション事業では、国内企業向けの受託開発やIT技術者派遣を行っている。 売上構成比は、モバイル事業が約6割、ソリューション事業が約4割である。
創業の経緯と転機となった出来事
創業者の神谷は、小学生の頃からプログラミングに熱中し、大学時代には日本初のFTPソフトを開発するなど、生粋の技術者である。 大学卒業後は、2年間、3D CADの会社に就職し、組織について学んだ後、i-modeの登場を機に、2000年にアイビスを創業した。 当初はソリューション事業を中心に展開していたが、5年ほど経ってから自社製品の開発を始め、ガラケー向けの製品を開発していた。 しかし、スマートフォンへのパラダイムシフトとリーマンショックの影響を受け、業績が悪化した。 その後、iPadの登場を機に、スマートフォンやタブレット向けのアプリ開発に注力し、アイビスペイントが誕生した。
直近の決算状況
直近の決算は開示されていないが、サブスクリプションサービスの売上高が前年比で倍増し、業績は好調である。
特徴や強み
アイビスペイントは、日本企業発のアプリとして、欧米のアクティブユーザー数で4年連続No.1を獲得し、全世界でも4年連続でトップ3以内にランクインしている。 コロナ禍が始まった2020年から欧米で急成長を遂げ、4年間アクティブユーザー数No.1を維持している。 全世界で見ても、LINEに次ぐトップ3にランクインしている。 同社の強みは、長年培ってきたモバイル開発技術とノウハウにある。これを活かし、モバイル事業とソリューション事業の2つの事業を展開している。モバイル事業では、収益性の高いアイビスペイントを中心に、成長を続けている。ソリューション事業では、国内企業向けの受託開発やIT技術者派遣で安定した収益を確保している。
成長戦略
同社は、2023年3月23日に黒字で東証グロース市場へ上場。上場後も、積極的な投資とマーケティング戦略により、更なる成長を続けている。特に、サブスクリプションサービスの売上高は前年比で倍増しており、今後の成長を牽引していくことが期待される。今後もサブスクリプションサービスの更なる拡充やプロマーケットの開拓に注力していく。 また、人材投資にも積極的に取り組み、機能の拡充を図っていく方針である。
株主還元策
今期は増配と来期の配当性向5%引き上げを決定した。 今後も、毎期、業績を見据えながら株主還元策を検討していく。
今期の取り組みやトピックス
今期から利益重視のフェーズに移行しており、サブスクリプションサービスのコンテンツ拡充やプロマーケットの開拓など、積極的な事業展開を進めていく方針である。
Q:事業内容、ビジネスモデル、特徴、強みについてご説明ください。
A:当社は、モバイル事業とソリューション事業を展開しています。 モバイル事業では、主力製品であるモバイルペイントアプリ「アイビスペイント」の開発・運営を行っています。 ソリューション事業では、国内企業向けの受託開発やIT技術者派遣を行っています。 売上構成比は、モバイル事業が約6割、ソリューション事業が約4割です。 モバイル事業は高成長事業、ソリューション事業は安定成長事業と位置づけています。 アイビスペイントは、日本企業発のアプリとして、欧米のアクティブユーザー数で4年連続No.1を獲得し、全世界でも4年連続でトップ3以内にランクインしています。 コロナ禍が始まった2020年から欧米で急成長を遂げ、4年間アクティブユーザー数No.1を維持しています。 全世界で見ても、LINEに次ぐトップ3にランクインしています。 当社の競争力の源泉は、長年培ってきたモバイル開発技術とノウハウです。 アイビスペイントは、2011年に初版をリリースしました。 その後、5年間は国内のみでマーケティングを行い、2016年から海外プロモーションを開始しました。 海外プロモーション開始当初は試行錯誤を繰り返しましたが、その後、投資効率の高いマーケティング戦略を見出し、2021年頃から売上を大きく伸ばしています。
Q:貴社の資料に「ファーストアプリに選ばれやすい」という表現がありましたが、その理由についてお聞かせください。
A:SNSマーケティングに注力しており、特にYouTubeにおいては、公式チャンネル登録者数が290万人に達していることが挙げられます。 これは、日本企業の公式チャンネルの中でも上位に入る数字です。 また、モバイル開発のプロフェッショナルとして、ユーザーニーズを踏まえた製品開発を行っていることも、理由の一つと考えられます。
Q:海外での売上比率が高いですが、マーケティング戦略の違いや、急成長を遂げた要因についてお聞かせください。
A:SNSマーケティングとモバイルネイティブであることに加え、海外マーケティングにおいて独自のノウハウを蓄積し、成功に導いたことが主な要因です。
Q:サブスクリプション型の製品は、開発コストが低いことが重要だと思いますが、その点についてはいかがでしょうか?
A:これまでのアイビスペイントは、広告フリーモデルがメインでした。 広告モデルは、サブスクリプション型に比べて売上単価が低いですが、MAU3700万人というユーザー数を活かして収益を上げています。 いずれにしても、広告モデルが成功したのは、モバイルネイティブとしての卓越したモバイル開発ノウハウがあったからこそだと考えます。 当社は、2000年の創業以来、i-modeの時代からモバイル端末のソフトウェア開発に携わってきました。 スマートフォンが登場したことで、多くのガラケー開発会社が淘汰されましたが、当社は生き残り、ノウハウを蓄積し続けてきました。 このノウハウが、現在のモバイル事業に活かされています。 また、技術力だけでなく、UI/UXにも力を入れています。 いかにスマートフォンをサクサク動かすのか、使いやすさという点にこだわって開発しています。
Q:貴社の創業の経緯を教えてください。
A:創業者の神谷は、小学生の頃からプログラミングに熱中し、大学時代には日本初のFTPソフトを開発するなど、生粋の技術者です。 大学卒業後は、2年間、3D CADの会社に就職し、組織について学びました。 その後、i-modeの登場を機に、2000年にアイビスを創業しました。
Q:モバイルアプリ開発のきっかけはなんですか?
A:当初は、ソリューション事業を中心に展開していましたが、5年ほど経ってから自社製品の開発を始めました。 当時はガラケー向けの製品を開発していましたが、スマートフォンへのパラダイムシフトとリーマンショックの影響を受け、業績が悪化しました。 その後、iPadの登場を機に、スマートフォンやタブレット向けのアプリ開発に注力し、アイビスペイントが誕生しました。
Q:アイビスペイントが成功した理由は?
A:無料で高機能であることに加え、タイムラプス機能など、画期的な機能を搭載していたことが、口コミで広がった要因です。 当時は、スマートフォンで指で絵を描くという行為は一般的ではありませんでしたが、時代がアイビスペイントに追いついたと言えるでしょう。
Q:今期の業績好調の理由は教えてください。
A:サブスクリプションならではの機能やサービスをリリースすることに注力した結果、加入者を増により売上高が前年比で倍増したのが大きな要因です。 今期から利益重視のフェーズに移行しており、サブスクリプションサービスの機能拡充などに取り組んでいます。
Q:今後の成長戦略を教えてください。
A:サブスクリプションサービスの更なる拡充やプロマーケットの開拓に注力していきます。 また、人材投資にも積極的に取り組み、機能の拡充を図っていきます。
Q:株主還元策について教えてください。
A:今期は増配と来期の配当性向5%引き上げを決定しました。 今後も、毎期、業績を見据えながら株主還元策を検討していきます。
Q:注目点を教えてください。
A:改めて強調しておきたいのは、アイビスペイントのアクティブユーザー数は、コロナ後(ステイホーム後)も一定数をキープできているということです。 これは、アイビスペイントが使いやすさとユーザーの声を重視して進化し続けているからだと考えれます。 今後も、Z世代を中心としたユーザー層の拡大を目指し、更なる成長を続けて参ります。
取材者: 事業内容やビジネスモデル、特徴や強みなどをご説明ください。
回答者: 当社は、モバイル事業とソリューション事業の2つの事業を展開しています。モバイル事業では、アイビスペイントの開発・運営を行っており、ソリューション事業では、国内企業向けの受託開発やIT技術者派遣を行っています。
売上構成比は、モバイル事業が約6割、ソリューション事業が約4割です。モバイル事業は高成長事業、ソリューション事業は安定成長事業と位置づけています。
当社の主力製品はモバイルペイントアプリ「アイビスペイント」です。これは、日本企業発のアプリとして、欧米のアクティブユーザー数で4年連続No.1を獲得し、全世界でも4年連続でトップ3以内にランクインしています。コロナ禍が始まった2020年から欧米で急成長を遂げ、4年間アクティブユーザー数No.1をキープしています。全世界で見ても、LINEに次ぐトップ3にランクインしています。
当社の競争力の源泉は、長年培ってきたモバイル開発技術とノウハウです。
アイビスペイントは、2011年に初版をリリースしました。その後、5年間は国内のみでマーケティングを行い、2016年から海外プロモーションを開始しました。
海外プロモーション開始当初は試行錯誤を繰り返しましたが、その後、投資すればするほど売上が上がるという成功方程式を見出し、2021年頃から売上を大きく伸ばしています。
取材者: 貴社の資料の中でも、ファーストアプリに選ばれやすいという表現がありましたが、その理由はどういった部分があるのでしょうか?
回答者: SNSマーケティングに注力したことと、モバイル開発のプロであることが挙げられます。特に、YouTubeでのマーケティングは成功しており、公式チャンネルの登録者数は290万人に達しています。これは日本企業の公式チャンネルの中でも上位に入る数字です。
取材者: 海外での売上比率が高いですが、何かマーケティングの違いがあったり、ここまで一気に伸びた要因はどういった部分があるのでしょうか?
回答者: 繰り返しになりますが、SNSマーケティングとモバイルネイティブであることが成功の要因です。また、海外マーケティングにおいては、独自のノウハウを蓄積し、成功に導いたことも大きな要因です。
取材者: なるほど。しっかりと投資をしてノウハウを貯めていたということですね。
回答者: そうですね。2016年から始めて二、三年ぐらいはトライアンドエラーをしていました。ただ、特筆すべき点として、基本的に売り上げが上がった範囲内でしか投資をしないという形で、スパイラルアップで成長してきました。
取材者: サブスクリプション型の製品は、開発コストが低いことが重要だと思いますが、その点についてはいかがでしょうか?
回答者: これまでのアイビスペイントは、広告フリーモデルがメインでした。広告モデルは、サブスクリプション型に比べて売上単価が低いですが、MAU3700万人というユーザー数を活かして収益を上げています。
いずれにしても、広告モデルが成功したのは、モバイルネイティブとしての卓越したモバイル開発ノウハウがあったからこそです。
当社は、2000年の創業以来、i-modeの時代からモバイル端末のソフトウェア開発に携わってきました。スマートフォンが登場したことで、多くのガラケー開発会社が淘汰されましたが、当社は生き残り、ノウハウを蓄積し続けてきました。このノウハウが、現在のモバイル事業に活かされています。
また、技術力だけでなく、UI/UXにも力を入れています。いかにスマートフォンをサクサク動かすのか、使いやすさという点にこだわって開発しています。
取材者: 貴社の創業の経緯を教えてください。
回答者: 創業者の神谷は、小学生の頃からプログラミングに熱中し、大学時代には日本初のFTPソフトを開発するなど、生粋の技術者です。大学卒業後は、2年間、3D CADの会社に就職し、組織について学びました。その後、i-modeの登場を機に、2000年にアイビスを創業しました。
取材者: モバイルアプリ開発のきっかけは?
回答者: 当初は、ソリューション事業を中心に展開していましたが、5年ほど経ってから自社製品の開発を始めました。当時はガラケー向けの製品を開発していましたが、スマートフォンへのパラダイムシフトとリーマンショックの影響を受け、業績が悪化しました。その後、iPadの登場を機に、スマートフォンやタブレット向けのアプリ開発に注力し、アイビスペイントが誕生しました。
取材者: アイビスペイントが成功した理由は?
回答者: 無料で高機能であることに加え、タイムラプス機能など、画期的な機能を搭載していたことが、口コミで広がった要因です。当時は、スマートフォンで指で絵を描くという行為は一般的ではありませんでしたが、時代がアイビスペイントに追いついたと言えるでしょう。
取材者: 今期の業績好調の理由は?
回答者: サブスクリプションサービスの売上高が前年比で倍増したのが大きな要因です。今期から利益重視のフェーズに移行しており、サブスクリプションサービスの機能拡充などに取り組んでいます。
取材者: サブスクリプションの売上増加の要因は?
回答者: サブスクリプションならではの機能やサービスをリリースすることに注力した結果、加入者を増やすことができました。
取材者: 今後の成長戦略を教えてください。
回答者: サブスクリプションサービスの更なる拡充やプロマーケットの開拓に注力していきます。また、人材投資にも積極的に取り組み、機能の拡充を図っていきます。
取材者: 株主還元策について教えてください。
回答者: 今期は増配と来期の配当性向5%引き上げを決定しました。今後も、毎期、業績を見据えながら株主還元策を検討していきます。
取材者: 最後にトピックスなどございましたら教えてください。
回答者: 改めて強調しておきたいのは、アイビスペイントのアクティブユーザー数は、コロナ後(ステイホーム後)も一定数をキープできているということです。これは、アイビスペイントが使いやすさとユーザーの声を重視して進化し続けているからこそです。今後も、Z世代を中心としたユーザー層の拡大を目指し、更なる成長を続けていきます。
IR担当
ー

(株)アイビス
東証GRT 9343
決算:12月末日
CP&X
【2025年12月期3Q】
決算概要
2025年12月期第3四半期連結実績について、売上高は3,638百万円 で、前四半期の2,378百万円 に比べて1,259百万円増(+53.0%)となりました。前年同期の3,491百万円と比較すると147百万円増(+4.2%)です。
営業利益は847百万円で、前四半期の569百万円に比べて277百万円増(+48.8%)となりました。前年同期の853百万円と比較すると5百万円減(-0.7%)です。
親会社株主に帰属する四半期純利益は565百万円で、前四半期の376百万円に比べて188百万円増(+50.2%)となりました。前年同期の585百万円と比較すると20百万円減(-3.5%)です。
全体的な総括としては、SSPのAIアルゴリズムの予期せぬ変動等の影響が第3四半期で継続しつつも、売上高は過去最高となり、各種利益はのれん償却を除くと安定成長を継続し、連結業績予想に対する進捗度は3/4弱となりました。加えて、今後の収益の柱となると目されるサブスクリプション売上がYoYで76.4%増となり、過去最高を継続した結果、3Q単体でサブスク売上が初めてアプリ広告売上を上回りました。
営業利益の変動要因は、モバイルセグメントの売上高増加、広告宣伝費減少、及び人件費増加によるものです。
注 当社は2025年第1四半期より連結決算体制へ移行しておりますが、テクノスピーチの損益は2025年4月1日から連結、ゼロイチスタートの損益は2026年1月1日から連結予定となります。
セグメント別または事業別の増減要因
モバイルセグメントの売上高はYoYで3.9%増、一方でソリューションセグメントの売上は0.1%減となりました。モバイルセグメントでは、アプリ広告売上が引き続き不調であるものの、第3四半期単体ではサブスクリプション売上がアプリ広告売上を超え、アプリ課金主体の売上構成へ変化し始めました。ソリューションセグメントは、第1四半期に営業と技術部門の連携強化、意思決定プロセスの迅速化を目的とした組織改編を実施し、その後安定的に運用され、採用数及び定着率の向上につながりました。AI歌声合成セグメントは、第2四半期に損益の連結を開始しており、第3四半期累計売上高は72百万円となりました。このうち、VoiSona事業の売上高は59百万円、受託開発事業の売上高は12百万円となりました。
主要KPIの進捗と変化

当社が重視する直近数値と、前年同期及び前四半期からの推移は上記の表の通りです。
推移の要因につきまして、DAUは、季節要因等によるもので、短期的には増減が生じますが、長期的には横ばい傾向であり、モバイルセグメントの収益基盤は安定しております。サブスクリプション契約数は、サブスク転換施策奏功の継続によるものです。エンジニア数は、第1四半期に実施した組織改編の効果が徐々に発揮され、採用数及び定着率が向上したことによります。
季節性・一過性要因の有無と影響
通常、モバイルセグメントにおいては、第4四半期は他の四半期と比較して広告予算及び季節的な消費行動が増加することにより、アプリ広告売上が増加する傾向がありましたが、今第3四半期はそのような顕著な動きは見られませんでした。第3四半期では、前四半期からのサブスクリプション契約数の増加数が四半期ベースで過去最大となりましたが、季節性というよりもマーケティング施策の影響を受けたものとなります。
通期見通しと進捗率・達成可能性
第3四半期決算時点での進捗率は、売上高と各種利益が3/4弱となっております。期末までの為替動向、広告市況の変動を読み切れないものの、計画の想定範囲内での着地を見込んでおります。
トピックス
プロマーケットへの本格進出の一環として、2025年8月28日にMac対応版をリリースいたしました。これによって、モバイルとPCの主要なプラットフォームでのibisPaintの利用が可能となりました。
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取材アーカイブ
CP&X
決算概要
2025年12月期第2四半期は、売上高2,378百万円、営業利益569百万円、経常利益567百万円、親会社株主に帰属する中間純利益376百万円で過去最高の増収増益を達成した。ただし、前年同期比(YoY)での増収増益率は数パーセントにとどまり、大幅な成長という印象はない。売上の主な増加要因は、売上比率の高いモバイルセグメントが全体を牽引したことである。
セグメント別または事業別の増減要因
ソリューションセグメントの売上はYoYで0.9%減、一方モバイルセグメントは0.8%増であった。モバイルセグメントでは、アプリ広告の売上が引き続き不調であるものの、サブスクリプションの売上がそれを補完し、全体を牽引した。AI歌声合成セグメントは、第2四半期に連結売上計上を開始し、売上高は29百万円であった。このうち、BtoC向け事業のVoiSonaが24百万円、BtoB向けの受託開発事業が5百万円を占めている。
主要KPIの進捗と変化
主要KPIであるDAU(日次アクティブユーザー数)は微増であり、好調に推移している。サブスクリプション売上は順調に成長しており、売上高は累計期間でYoY79.8%増、契約数ベースでは6月末時点でYoY77.5%増となった。これはFY2025/12の計画である売上高1.62倍(62%増)を上回る進捗状況である。一方で、アプリ広告の売上不調の要因は、アルゴリズムの予期せぬ変動等の影響継続にある。
通期見通しと進捗率・達成可能性
通期の売上高5,025百万円、営業利益1,175百万円などの見通しに対し、第2四半期時点の進捗率は40%台後半であり、やや遅れ気味であると認識している。しかし、下期に売上が偏る季節性を考慮すると、全体としては順調に推移しており、通期では計画通りに着地する見込みである。特にサブスクリプション売上が広告収入の不調を補完することで、計画達成を下支えすると見込んでいる。トピックス
直近の大きなトピックスは、2025年8月28日にリリースした「Mac版」の提供である。Mac版を通じてプロマーケットへの参入を強化することで、サブスクリプションユーザー200万人という目標達成に向けた重要なステップと位置付けている。Q:成長戦略のポイント(今後の取り組みやトピックス、計画にない新たな戦略的施策等を含む)はなんでしょうか?
A;今後の成長戦略として、モバイルセグメントではサブスクリプションの売上拡大を引き続き重視しています。特に、機能拡充に注力しており、第1四半期でのメジャーバージョンアップであるオリジナルブラシパターンを作成できる新機能等の追加に続き、今第2四半期にはマイナーバージョンアップとしてプレミアム会員向けの「ベクターレイヤー」機能を拡充しました。そして、2Q後になりますが、Mac版のリリースが予定通り8月に行われました。これは、プロマーケットに参入するための重要な一歩であり、長期的に見て今後の成長に貢献すると期待しています。このプロマーケットの拡大は、サブスクリプションユーザー200万人という目標達成に不可欠な要素であると認識しています。
Q:通期業績の見通しについてご説明ください。
A;第2四半期時点の通期業績進捗率は40%台後半とやや遅れ気味ですが、下期に売上が偏る季節性を考慮すると、全体としては順調に推移しています。アプリ広告売上減の予想ではありますが、好調なサブスクの上振れのため、通期では計画通りの着地を見込んでいます。
Q:M&A、業務提携、事業売却などの実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。
A;モバイルセグメントでは、1月31日に実施したテクノスピーチ社のM&Aが完了しました。今後はソリューションセグメントにおけるM&A調査を本格的に進めており、年内には良い形にしたいと考えています。
Q:株主還元の方針をご説明ください。
A;2025年10月1日付で1株を5株に分割する株式分割を2025年8月7日に発表しました。投資単位を引き下げて株式を買いやすくすることが目的です。配当については、分割前50円であったものを分割後10円とし、実質的な配当性向は変わりません。今後も成長と還元のバランスをとりながら、株主還元を実施していく方針です。
取材者:では、まず2025年12月期第2四半期の決算状況についてお伺いします。貴社の売上高は2,378百万円、営業利益は569百万円、経常利益は567百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は376百万円で、過去最高の増収増益を達成されたかと思いますが、増減要因について教えていただけますか?
回答者:増減要因についてですが、YoYで比較すると、数パーセントレベルの増収増益であり、大きく成長したという印象はありません。ソリューションセグメントはYoYで0.9%減、モバイルセグメントは0.8%増となり、売上比率が高いモバイルセグメントが全体を牽引した結果、合計で1.3%増となりました。
モバイルセグメントの中でも、アプリ広告の売上が引き続き不調である一方、サブスクリプションの売上がそれを補う形となりました。
取材者:前回の取材でサブスクリプションの売上を伸ばしていきたいというお話がありましたが、今回、YoY71.3%の伸びは、予想通りの進捗ですか?それとも予想を上回る進捗ですか?
回答者:2Q累計のサブスク売上高で言うと79.8%増です。契約数ベースでは77.5%増となります。計画値は売上高1.62倍(62%増)だったので、手堅く作った数字ではあります。第1四半期が売上1.9倍だったのに対し、今回は1.8倍と若干成長率は下がりましたが、総じて順調に進んでおり、通期の保守的な計画は超えるだろうと考えています。
取材者:サブスクリプションの売上拡大のために、今期行われた施策や取り組みはございますか?
回答者:第2四半期では、5月26日にプレミアム会員向けの「ベクターレイヤー」の機能拡充を行いました。これはプロユーザー向けの機能拡充となります。また、3月にメジャーバージョンアップ「バージョン13」をリリースし、多くの新機能を追加したことも、4月のサブスクリプション増加に繋がりました。
取材者:今後もプロユーザー向けの機能拡充に力を入れていく方針ですか?
回答者:はい、引き続き、お客様にサブスクリプションを申し込んでいただけるような魅力的な新機能をどんどんリリースしていきたいと考えています。ただし、具体的な機能については、現時点では非開示とさせていただいています。8月28日にMac版をリリースしました。これもサブスクリプション増加に貢献すると思いますが、9月以降の新規機能については現状まだ開示できていません。開発中のアイデアは多数あります。
取材者:人材の採用状況はいかがですか?
回答者:モバイルセグメントは新卒採用をメインに行っています。第2四半期に新卒社員が増えたため、人件費と採用費が増加しています。ソリューションセグメントは、思ったより退職者が増加したため、退職防止策と採用強化を行い、リカバリーが始まっています。
取材者:モバイルセグメントの採用は計画通りと捉えてよろしいでしょうか?
回答者:はい、モバイルセグメントは順調です。
取材者:その他に重視されているKPIはございますか?
回答者:サブスクリプションは順調で、エンジニア数も少し復活しています。DAU(日次アクティブユーザー数)も微増で良い感じです。ただし、広告単価が冒頭に申し上げた売上不調の要因となっています。この状況は厳しいですが、通期の着地としては、サブスクリプションの売上が広告を補完する形で計画通りに着地する見込みです。
取材者:何か業績に影響を与えた季節性や外的要因、一時的な要因はありましたか?
回答者:特にありませんが、4月より連結売上計上を開始したAI歌声合成セグメントについてご説明します。第2四半期の売上高は29百万円で、内訳はVoiSona事業(BtoC向け)が24百万円、受託開発事業(BtoB向け)が5百万円でした。受託の売上は想定より下回りました。通期の売上高はほぼ計画通りで良いのですが、第2四半期単体では少し厳しい状況です。セグメント利益はマイナス35百万円で、のれん償却費の18百万円を含めると、営業利益ベースでマイナス17百万円程度です。受託売上が計画を下回ったこともあり、想定より赤字が大きくなりましたが、通期ではほぼ計画通りと見ています。のれんの償却額は四半期ごとに18百万円で、今後も減損がない限り、この形で進んでいきます。
取材者:通期の業績見通しについてお伺いします。売上高5,025百万円、営業利益1,175百万円、経常利益1,179百万円、親会社株主に帰属する当期純利益818百万円に対し、第2四半期で約50%の進捗ですが、見通しはいかがですか?
回答者:順調とおっしゃっていただきましたが、進捗率としては40%台後半であり、やや遅れ気味です。しかし、下期に売上が偏る季節性もあるため、総じて順調であると認識しています。
取材者:M&Aや業務提携の実施状況や検討状況について、お答えできる範囲でお聞かせいただけますか?
回答者:モバイルセグメントでは、1月31日に実施したテクノスピーチのM&Aが完了し、引き続き調査は行っていますが、現在は以前より進めているソリューションセグメントのM&A調査を本格的に進めています。
取材者:株主還元方針に変更はございますか?
回答者:ご存知の通り、10月1日付で1株を5株に分割する株式分割を8月7日に発表しました。投資単位を10万円程度に引き下げ、株が買いやすくなることを目的としています。配当は分割前の50円を分割後も10円とし、実質的な配当性向は変わりません。今後も成長と還元のバランスをとりながら、株主還元を行っていきたいと考えています。
取材者:最後に、足元の状況で何かトピックスはございますか?
回答者:直近では、先ほど申し上げた「Mac版のリリース」が大きなトピックスです。3年前にWindows版をリリースし、今回Mac版のリリースとなります。Mac版のユーザーはWindowsの5分の1程度と言われており、すぐに大きなインパクトをもたらすとは考えていませんが、プロマーケットに参入するための重要なステップと考えています。これは、例えるなら富士山の二合目まで登ったようなもので、ここから本格的に成長していく段階だと考えています。
プロマーケットの拡大は、サブスクリプションユーザー200万人という目標達成において非常に重要な要素です。今後も一般アマチュアユーザーやセミプロユーザーだけでなく、プロユーザー向けにも拡大を進めていきます。Mac版の今後の成長に期待しています。
経営企画室 室長 堀部 拓人 様
経営企画室 室長代理 岡本 泰輔 様
取材アーカイブ
決算概要

直近の決算の売上高、営業利益、純利益等の前四半期比・前年同期比の数値・増減額・増減率につきましては上記の表の通りです。
全体的な総括と業績の主な要因としては、FY2024年5月の一部施策による予期せぬ不具合等の影響を受けて、アプリ広告売上の減少により売上高微減となったものの、各種利益については改善し、計画対比の進捗度が1/4強で推移しました。加えて、今後の収益の柱となると目されるサブスクリプション売上が前年同期比で90.3%増加したことを受け、成長軌道に乗っているものと認識しております。営業利益の変動要因は、モバイルセグメントの広告宣伝費とソリューションセグメントの採用費になります。
注 第1四半期より連結決算体制へ移行しておりますが、第1四半期の損益計算書は、連結損益の影響が生じる前であるため、実質的には単体ベースとなっております。なお、親会社株主に帰属する当期純利益という表記は、3月末に連結貸借対照表を適用したことに伴い、会計上及び開示上の整合性を保つためのものであり、実際の損益影響は第2四半期以降に反映されます。
セグメント別または事業別の増減要因
モバイルセグメントの業績について、サブスク転換施策が奏功したものの、先述の不具合等を受けてアプリ広告売上が減少し、前年同期比で売上高が-3.8%となりました。
ソリューションセグメントの業績について、引き続き受託案件に拘らず高収益案件の受注に注力したことで売上高が前年同期比+2.7%となりました。
主要KPIの進捗と変化

当社が重視する直近数値と、前年または前四半期からの推移は上記の表の通りです。
推移の要因につきまして、DAUは、鈍化はしましたが、長いスパンで見ると右肩上がりですので、ベースはしっかりしています。サブスクリプション契約数は、サブスク転換施策の奏功により、これまで契約していなかった無料ユーザーがサブスク契約者となっていることによるものです。エンジニア数は、2024年の第2四半期まで採用を積極的に行っていたものの、案件とのミスマッチなどにより退職者数が増加したことに加え、高スキルエンジニアの採用に採用方針を転換したことを受けて、前年同月比でエンジニア数が減少しております。
季節性・一過性要因の有無と影響
通常、モバイルセグメントにおいては、第4四半期は他の四半期と比較して広告予算及び季節的な消費行動が増加することにより、アプリ広告売上が増加する傾向がありましたが、今第1四半期はそのような動きは見られませんでした。
通期見通しと進捗率・達成可能性
第1四半期決算時点での進捗率は各種利益が1/4強で推移しており、売上高が1/4弱となっております。そのため、通期の見通しにつきましては、概ね、計画どおりであります。
トピックス
2025年2月18日にモバイルアプリ/ゲームの分析プラットフォームを提供するSensor Tower社が選定した「Sensor Tower APAC Awards 2024」の「ベストお絵描きアプリ」を受賞。
2025年3月5日にibisPaintのメジャーバージョンアップとなるVer.13.0.0がリリースされ、有料会員限定サービスとして塗りつぶしツールの新機能を始めとする9つの機能が追加。
Q:成長戦略のポイント(今後の取り組みやトピックス、計画にない新たな戦略的施策等を含む)はなんでしょうか?
A:モバイルセグメントでは、サブスクリプション売上を収益の柱にするべく、無料ユーザーのサブスクリプションへの転換促進と広告宣伝費の抑制。ソリューションセグメントでは、ハイスキルなエンジニアの採用(優秀なSEクラスの厳選採用)、高収益案件の獲得というのがポイントとなります。
Q:通期予想の戦略と施策についてご説明ください。
A:通期予想の売上高は5,025,274千円、営業利益は1,175,670千円、経常利益は1,179,868千円、親会社株主に帰属する当期純利益は818,828千円となっております。
戦略として、モバイルセグメントでは、サブスクリプションへの転換の促進、ソリューションセグメントではハイスキルなエンジニアの採用と高収益案件の獲得を計画しております。
第1四半期には、ibisPaintのメジャーバージョンアップ、サブスクリプション転換促進策の改善、(優秀なエンジニアの)採用への方針転換などを実施しました。
Q:受注・競合状況についてご説明ください。
A:ソリューションセグメントにおいては、法人や地方自治体からのアプリケーション開発の受注が順調に増えており、一部案件においては、クラウドサーバ構築・移行(サーバレス環境構築を含む)の支援が奏功し、安定した収入をもたらす運用保守案件も増加しております。
モバイルセグメントについて、受注形式の売上は発生しておらず、競合の状況においても、ibisPaintの市場シェアが引き続き高水準で維持されており、目立った変化はみられておりません。
Q:M&A、業務提携の実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。
A:モバイル、ソリューション両セグメント共に、FY2024/12 2QよりM&Aの検討を実施しております。その成果の一つとしまして、2025年1月31日に株式会社テクノスピーチを完全子会社化いたしました。これに伴い、連結財務諸表に関する会計基準におけるみなし取得日の規定により、貸借対照表は2025年3月末付で、損益計算書は2025年4月1日から取りこむ予定です。
Q:中期経営計画の内容や進捗状況等をご説明ください。
A:中期経営計画は開示しておりませんので、お答えを差し控えさせていただきます。
Q:株主還元の方針をご説明ください。
A:株主還元は配当金によって行う方針で、利益成長に応じた増配も検討しております。今期に関しましては、20~25%の配当性向とし、1株当たり50円を予定しております。
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IR担当
CP&X
ビジネスモデルや事業内容
株式会社アイビスは、モバイルペイントアプリ「アイビスペイント」を主力製品とする急成長中の企業で、モバイル事業とソリューション事業の2つの事業を展開している。 モバイル事業では、主力製品であるモバイルペイントアプリ「アイビスペイント」の開発・運営を行い、ソリューション事業では、国内企業向けの受託開発やIT技術者派遣を行っている。 売上構成比は、モバイル事業が約6割、ソリューション事業が約4割である。
創業の経緯と転機となった出来事
創業者の神谷は、小学生の頃からプログラミングに熱中し、大学時代には日本初のFTPソフトを開発するなど、生粋の技術者である。 大学卒業後は、2年間、3D CADの会社に就職し、組織について学んだ後、i-modeの登場を機に、2000年にアイビスを創業した。 当初はソリューション事業を中心に展開していたが、5年ほど経ってから自社製品の開発を始め、ガラケー向けの製品を開発していた。 しかし、スマートフォンへのパラダイムシフトとリーマンショックの影響を受け、業績が悪化した。 その後、iPadの登場を機に、スマートフォンやタブレット向けのアプリ開発に注力し、アイビスペイントが誕生した。
直近の決算状況
直近の決算は開示されていないが、サブスクリプションサービスの売上高が前年比で倍増し、業績は好調である。
特徴や強み
アイビスペイントは、日本企業発のアプリとして、欧米のアクティブユーザー数で4年連続No.1を獲得し、全世界でも4年連続でトップ3以内にランクインしている。 コロナ禍が始まった2020年から欧米で急成長を遂げ、4年間アクティブユーザー数No.1を維持している。 全世界で見ても、LINEに次ぐトップ3にランクインしている。 同社の強みは、長年培ってきたモバイル開発技術とノウハウにある。これを活かし、モバイル事業とソリューション事業の2つの事業を展開している。モバイル事業では、収益性の高いアイビスペイントを中心に、成長を続けている。ソリューション事業では、国内企業向けの受託開発やIT技術者派遣で安定した収益を確保している。
成長戦略
同社は、2023年3月23日に黒字で東証グロース市場へ上場。上場後も、積極的な投資とマーケティング戦略により、更なる成長を続けている。特に、サブスクリプションサービスの売上高は前年比で倍増しており、今後の成長を牽引していくことが期待される。今後もサブスクリプションサービスの更なる拡充やプロマーケットの開拓に注力していく。 また、人材投資にも積極的に取り組み、機能の拡充を図っていく方針である。
株主還元策
今期は増配と来期の配当性向5%引き上げを決定した。 今後も、毎期、業績を見据えながら株主還元策を検討していく。
今期の取り組みやトピックス
今期から利益重視のフェーズに移行しており、サブスクリプションサービスのコンテンツ拡充やプロマーケットの開拓など、積極的な事業展開を進めていく方針である。
Q:事業内容、ビジネスモデル、特徴、強みについてご説明ください。
A:当社は、モバイル事業とソリューション事業を展開しています。 モバイル事業では、主力製品であるモバイルペイントアプリ「アイビスペイント」の開発・運営を行っています。 ソリューション事業では、国内企業向けの受託開発やIT技術者派遣を行っています。 売上構成比は、モバイル事業が約6割、ソリューション事業が約4割です。 モバイル事業は高成長事業、ソリューション事業は安定成長事業と位置づけています。 アイビスペイントは、日本企業発のアプリとして、欧米のアクティブユーザー数で4年連続No.1を獲得し、全世界でも4年連続でトップ3以内にランクインしています。 コロナ禍が始まった2020年から欧米で急成長を遂げ、4年間アクティブユーザー数No.1を維持しています。 全世界で見ても、LINEに次ぐトップ3にランクインしています。 当社の競争力の源泉は、長年培ってきたモバイル開発技術とノウハウです。 アイビスペイントは、2011年に初版をリリースしました。 その後、5年間は国内のみでマーケティングを行い、2016年から海外プロモーションを開始しました。 海外プロモーション開始当初は試行錯誤を繰り返しましたが、その後、投資効率の高いマーケティング戦略を見出し、2021年頃から売上を大きく伸ばしています。
Q:貴社の資料に「ファーストアプリに選ばれやすい」という表現がありましたが、その理由についてお聞かせください。
A:SNSマーケティングに注力しており、特にYouTubeにおいては、公式チャンネル登録者数が290万人に達していることが挙げられます。 これは、日本企業の公式チャンネルの中でも上位に入る数字です。 また、モバイル開発のプロフェッショナルとして、ユーザーニーズを踏まえた製品開発を行っていることも、理由の一つと考えられます。
Q:海外での売上比率が高いですが、マーケティング戦略の違いや、急成長を遂げた要因についてお聞かせください。
A:SNSマーケティングとモバイルネイティブであることに加え、海外マーケティングにおいて独自のノウハウを蓄積し、成功に導いたことが主な要因です。
Q:サブスクリプション型の製品は、開発コストが低いことが重要だと思いますが、その点についてはいかがでしょうか?
A:これまでのアイビスペイントは、広告フリーモデルがメインでした。 広告モデルは、サブスクリプション型に比べて売上単価が低いですが、MAU3700万人というユーザー数を活かして収益を上げています。 いずれにしても、広告モデルが成功したのは、モバイルネイティブとしての卓越したモバイル開発ノウハウがあったからこそだと考えます。 当社は、2000年の創業以来、i-modeの時代からモバイル端末のソフトウェア開発に携わってきました。 スマートフォンが登場したことで、多くのガラケー開発会社が淘汰されましたが、当社は生き残り、ノウハウを蓄積し続けてきました。 このノウハウが、現在のモバイル事業に活かされています。 また、技術力だけでなく、UI/UXにも力を入れています。 いかにスマートフォンをサクサク動かすのか、使いやすさという点にこだわって開発しています。
Q:貴社の創業の経緯を教えてください。
A:創業者の神谷は、小学生の頃からプログラミングに熱中し、大学時代には日本初のFTPソフトを開発するなど、生粋の技術者です。 大学卒業後は、2年間、3D CADの会社に就職し、組織について学びました。 その後、i-modeの登場を機に、2000年にアイビスを創業しました。
Q:モバイルアプリ開発のきっかけはなんですか?
A:当初は、ソリューション事業を中心に展開していましたが、5年ほど経ってから自社製品の開発を始めました。 当時はガラケー向けの製品を開発していましたが、スマートフォンへのパラダイムシフトとリーマンショックの影響を受け、業績が悪化しました。 その後、iPadの登場を機に、スマートフォンやタブレット向けのアプリ開発に注力し、アイビスペイントが誕生しました。
Q:アイビスペイントが成功した理由は?
A:無料で高機能であることに加え、タイムラプス機能など、画期的な機能を搭載していたことが、口コミで広がった要因です。 当時は、スマートフォンで指で絵を描くという行為は一般的ではありませんでしたが、時代がアイビスペイントに追いついたと言えるでしょう。
Q:今期の業績好調の理由は教えてください。
A:サブスクリプションならではの機能やサービスをリリースすることに注力した結果、加入者を増により売上高が前年比で倍増したのが大きな要因です。 今期から利益重視のフェーズに移行しており、サブスクリプションサービスの機能拡充などに取り組んでいます。
Q:今後の成長戦略を教えてください。
A:サブスクリプションサービスの更なる拡充やプロマーケットの開拓に注力していきます。 また、人材投資にも積極的に取り組み、機能の拡充を図っていきます。
Q:株主還元策について教えてください。
A:今期は増配と来期の配当性向5%引き上げを決定しました。 今後も、毎期、業績を見据えながら株主還元策を検討していきます。
Q:注目点を教えてください。
A:改めて強調しておきたいのは、アイビスペイントのアクティブユーザー数は、コロナ後(ステイホーム後)も一定数をキープできているということです。 これは、アイビスペイントが使いやすさとユーザーの声を重視して進化し続けているからだと考えれます。 今後も、Z世代を中心としたユーザー層の拡大を目指し、更なる成長を続けて参ります。
取材者: 事業内容やビジネスモデル、特徴や強みなどをご説明ください。
回答者: 当社は、モバイル事業とソリューション事業の2つの事業を展開しています。モバイル事業では、アイビスペイントの開発・運営を行っており、ソリューション事業では、国内企業向けの受託開発やIT技術者派遣を行っています。
売上構成比は、モバイル事業が約6割、ソリューション事業が約4割です。モバイル事業は高成長事業、ソリューション事業は安定成長事業と位置づけています。
当社の主力製品はモバイルペイントアプリ「アイビスペイント」です。これは、日本企業発のアプリとして、欧米のアクティブユーザー数で4年連続No.1を獲得し、全世界でも4年連続でトップ3以内にランクインしています。コロナ禍が始まった2020年から欧米で急成長を遂げ、4年間アクティブユーザー数No.1をキープしています。全世界で見ても、LINEに次ぐトップ3にランクインしています。
当社の競争力の源泉は、長年培ってきたモバイル開発技術とノウハウです。
アイビスペイントは、2011年に初版をリリースしました。その後、5年間は国内のみでマーケティングを行い、2016年から海外プロモーションを開始しました。
海外プロモーション開始当初は試行錯誤を繰り返しましたが、その後、投資すればするほど売上が上がるという成功方程式を見出し、2021年頃から売上を大きく伸ばしています。
取材者: 貴社の資料の中でも、ファーストアプリに選ばれやすいという表現がありましたが、その理由はどういった部分があるのでしょうか?
回答者: SNSマーケティングに注力したことと、モバイル開発のプロであることが挙げられます。特に、YouTubeでのマーケティングは成功しており、公式チャンネルの登録者数は290万人に達しています。これは日本企業の公式チャンネルの中でも上位に入る数字です。
取材者: 海外での売上比率が高いですが、何かマーケティングの違いがあったり、ここまで一気に伸びた要因はどういった部分があるのでしょうか?
回答者: 繰り返しになりますが、SNSマーケティングとモバイルネイティブであることが成功の要因です。また、海外マーケティングにおいては、独自のノウハウを蓄積し、成功に導いたことも大きな要因です。
取材者: なるほど。しっかりと投資をしてノウハウを貯めていたということですね。
回答者: そうですね。2016年から始めて二、三年ぐらいはトライアンドエラーをしていました。ただ、特筆すべき点として、基本的に売り上げが上がった範囲内でしか投資をしないという形で、スパイラルアップで成長してきました。
取材者: サブスクリプション型の製品は、開発コストが低いことが重要だと思いますが、その点についてはいかがでしょうか?
回答者: これまでのアイビスペイントは、広告フリーモデルがメインでした。広告モデルは、サブスクリプション型に比べて売上単価が低いですが、MAU3700万人というユーザー数を活かして収益を上げています。
いずれにしても、広告モデルが成功したのは、モバイルネイティブとしての卓越したモバイル開発ノウハウがあったからこそです。
当社は、2000年の創業以来、i-modeの時代からモバイル端末のソフトウェア開発に携わってきました。スマートフォンが登場したことで、多くのガラケー開発会社が淘汰されましたが、当社は生き残り、ノウハウを蓄積し続けてきました。このノウハウが、現在のモバイル事業に活かされています。
また、技術力だけでなく、UI/UXにも力を入れています。いかにスマートフォンをサクサク動かすのか、使いやすさという点にこだわって開発しています。
取材者: 貴社の創業の経緯を教えてください。
回答者: 創業者の神谷は、小学生の頃からプログラミングに熱中し、大学時代には日本初のFTPソフトを開発するなど、生粋の技術者です。大学卒業後は、2年間、3D CADの会社に就職し、組織について学びました。その後、i-modeの登場を機に、2000年にアイビスを創業しました。
取材者: モバイルアプリ開発のきっかけは?
回答者: 当初は、ソリューション事業を中心に展開していましたが、5年ほど経ってから自社製品の開発を始めました。当時はガラケー向けの製品を開発していましたが、スマートフォンへのパラダイムシフトとリーマンショックの影響を受け、業績が悪化しました。その後、iPadの登場を機に、スマートフォンやタブレット向けのアプリ開発に注力し、アイビスペイントが誕生しました。
取材者: アイビスペイントが成功した理由は?
回答者: 無料で高機能であることに加え、タイムラプス機能など、画期的な機能を搭載していたことが、口コミで広がった要因です。当時は、スマートフォンで指で絵を描くという行為は一般的ではありませんでしたが、時代がアイビスペイントに追いついたと言えるでしょう。
取材者: 今期の業績好調の理由は?
回答者: サブスクリプションサービスの売上高が前年比で倍増したのが大きな要因です。今期から利益重視のフェーズに移行しており、サブスクリプションサービスの機能拡充などに取り組んでいます。
取材者: サブスクリプションの売上増加の要因は?
回答者: サブスクリプションならではの機能やサービスをリリースすることに注力した結果、加入者を増やすことができました。
取材者: 今後の成長戦略を教えてください。
回答者: サブスクリプションサービスの更なる拡充やプロマーケットの開拓に注力していきます。また、人材投資にも積極的に取り組み、機能の拡充を図っていきます。
取材者: 株主還元策について教えてください。
回答者: 今期は増配と来期の配当性向5%引き上げを決定しました。今後も、毎期、業績を見据えながら株主還元策を検討していきます。
取材者: 最後にトピックスなどございましたら教えてください。
回答者: 改めて強調しておきたいのは、アイビスペイントのアクティブユーザー数は、コロナ後(ステイホーム後)も一定数をキープできているということです。これは、アイビスペイントが使いやすさとユーザーの声を重視して進化し続けているからこそです。今後も、Z世代を中心としたユーザー層の拡大を目指し、更なる成長を続けていきます。
IR担当
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