
(株)アイビス
東証GRT 9343
決算:12月末日
20260925
CP&X
【取材日】2026年9月25日
【2026年12月期2Q】
決算概要
2026年12月期第2四半期の連結実績は、売上高3,008百万円となり、前年同期の2,378百万円に対して630百万円増(+26.5%)となりました。
営業利益は636百万円となり、前年同期の573百万円に対して63百万円増(+11.1%)となりました。
親会社株主に帰属する中間純利益は456百万円となり、前年同期の381百万円に対して74百万円増(+19.6%)となりました。
全体として、売上高はYoY25%超の成長となり、進捗率が1/2を上回っております。営業利益及び親会社株主に帰属する中間純利益が1/2を下回っているものの、当第1四半期の利益上振れ分を当第2四半期の広告投資に充てたことによる一時的な費用増の影響を受けた結果になります。サブスクリプション課金売上は、下期偏重の性質がありますので、順調に進捗しているものと認識しております。
業績伸長の主因は、収益面ではサブスクリプション課金売上及びibisPaintサブスクリプション契約純増数が、ともに計画超と順調に推移したことに加え、ソリューションセグメントの受託開発事業で高付加価値案件の獲得が進み、売上高が過去最高となったことです。一方、費用面では、先述の広告投資により、広告宣伝費が大幅に増額され、のれん償却費が引き続き計上されております。
注:当社は2025年第1四半期より連結決算体制へ移行しておりますが、テクノスピーチの損益は2025年4月1日から、ゼロイチスタートの損益は2026年1月1日からそれぞれ連結しております。
セグメント別または事業別の増減要因
モバイルセグメントの売上高はYoY21.9%増、ソリューションセグメントの売上高は29.9%増となりました。モバイルセグメントでは、新広告投資モデルの奏功が継続したことにより、サブスクリプション課金売上がYoY66.4%増、ibisPaintのサブスクリプション契約数がYoY59.5%増と力強く伸長したことが増収要因です。ソリューションセグメントでは、受託開発案件が継続的に獲得できていることに加え、株式会社ゼロイチスタート(2026年4月1日付で吸収合併)の連結効果もあり、受託開発売上がYoY156.7%増となったことが増収に寄与しました。
AI歌声合成セグメントは、売上高が65百万円となりました。内訳は、VoiSona事業が51百万円、受託開発事業が14百万円です。
主要KPIの進捗と変化
主要KPIでは、DAUは6.4百万人となり、前年同期の6.4百万人と比べて横ばいで推移しました。季節要因等により短期的な増減はあるものの、長期的には横ばい傾向にあり、モバイルセグメントの収益基盤は安定していると認識しております。サブスクリプション契約数は484千件となり、前年同期の303千件から大きく増加しました。これは新広告投資モデルが継続して奏功していることによるものです。ソリューションセグメントのITエンジニア数は273人となり、前年同期の244人を上回りました。株式会社ゼロイチスタートの吸収合併効果により、過去最高を更新しましたが、足元では次世代SIer型への転換に向けたスキルセットを再定義しており、採用については厳格化する方針としております。
季節性・一過性要因の有無と影響
モバイルセグメントでは、第2四半期は純増数QoQ-27.5%と、サブスク契約純増数が季節要因及び第1四半期獲得反動による解約率上昇の影響があり、一部季節性要因がございましたが、新規契約数はQoQ+4.5%と伸びており、成長ドライバーとしての位置づけは不変と考えております。
通期見通しと進捗率・達成可能性
当第2四半期決算時点の進捗率は、売上高及びサブスクリプション課金売上が1/2強となっているのに対し、各利益の進捗率は1/2弱となっておりますが、先述の広告投資の影響によるものですので、順調に進捗していると認識しております。為替動向や広告市況の変動については引き続き注視が必要ですが、現時点では計画達成を見込んでおり、通期営業利益は、広告投資を吸収してなお、計画を上回る着地を狙ってまいります。
トピックス
当第2四半期決算開示後、スマートクレジットやアニメーション音声機能等を含むver.14.1.0を09/07(月)にリリースしましたが、このための準備等を当第2四半期の期間において進めました。

企業名
上場市場 証券コード
決算日
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CP&X
【取材日】2026年6月1日
【2026年12月期1Q】
決算概要
2026年12月期第1四半期の連結実績は、売上高1,460百万円となり、前年同期の1,161百万円に対して298百万円増(+25.7%)となりました。
営業利益は373百万円となり、前年同期の306百万円に対して67百万円増(+22.1%)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は278百万円となり、前年同期の208百万円に対して70百万円増(+33.7%)となりました。
全体として、売上高および各利益はいずれもYoY20%超の成長となり、進捗率も1/4を上回っていることから、通期計画に対して順調な進捗と認識しております。業績伸長の主因は、収益面では新広告投資モデルの奏功によりサブスクリプション課金売上およびibisPaintサブスクリプション契約数がともに過去最高を更新したことに加え、ソリューションセグメントの受託開発事業で高付加価値案件の獲得が進み、売上高が過去最高となったことです。一方、費用面では、開発人材投資の増加に加え、販管費としてのれん償却費等を計上しております。
注:当社は2025年第1四半期より連結決算体制へ移行しておりますが、テクノスピーチの損益は2025年4月1日から、ゼロイチスタートの損益は2026年1月1日からそれぞれ連結しております。
セグメント別または事業別の増減要因
モバイルセグメントの売上高はYoY20.7%増、ソリューションセグメントの売上高は26.5%増となりました。モバイルセグメントでは、新広告投資モデルの奏功により、サブスクリプション課金売上がYoY69.3%増、ibisPaintのサブスクリプション契約数がYoY63.5%増と力強く伸長したことが増収要因です。ソリューションセグメントでは、高付加価値案件の獲得加速に加え、株式会社ゼロイチスタート(2026年4月1日付で吸収合併)の連結効果もあり、受託開発売上がYoY105.1%増となったことが増収に寄与しました。
AI歌声合成セグメントは、売上高が30百万円となりました。内訳は、VoiSona事業が24百万円、受託開発事業が5百万円です。
主要KPIの進捗と変化
主要KPIでは、DAUは624万人となり、前年同期の631万人と比べておおむね横ばいで推移しました。季節要因等により短期的な増減はあるものの、長期的には横ばい傾向にあり、モバイルセグメントの収益基盤は安定していると認識しております。サブスクリプション契約数は444,008件となり、前年同期の274,083件から大きく増加しました。これは新広告投資モデルの奏功によるものです。ソリューションセグメントのITエンジニア数は262人となり、前年同期の241人を上回りました。採用強化と定着率向上の継続により、過去最高を更新しています。
季節性・一過性要因の有無と影響
モバイルセグメントでは、第4四半期は他の四半期に比べて広告予算や季節的な消費行動が増加し、アプリ広告売上が伸びやすい傾向にあります。このため、当第1四半期はその反動も一部あり、前第4四半期比では減収となりました。なお、第1四半期における前年同期からのサブスクリプション契約増加数173,925件と過去最大でしたが、これは季節的な要因というよりも新広告投資モデルの効果によるものと認識しております。
通期見通しと進捗率・達成可能性
当第1四半期決算時点の進捗率は、売上高および各利益ともに1/4強となっております。サブスクリプション課金売上の進捗率は1/4弱ですが、サブスクリプションの特性上、期末に向けて売上が積み上がるため、全体としては順調に進捗していると認識しております。為替動向や広告市況の変動については引き続き注視が必要ですが、現時点では計画達成を見込んでおります。
トピックス
メジャーバージョンアップ(Ver.14.0.0)により、「カラーパレット」「図形ツール」「ブラシ」などの基本機能を中心に強化し、より効率的な制作フローの実現が可能となりました。また、CMYKやモノクロ2階調での出力など、印刷・出版の制作で求められる機能を新たに追加し、よりプロユースに対応した製品へ進化しております。
AI議事録サービス「ibisScribe」が、AIプロダクトに特化した国内最大級のAIポータルサイトAIsmiley選定の「AI PRODUCTS NEXT AI TREND 2026」議事録作成AI部門においてグランプリを受賞いたしました。
【2026年12月期1Q】
Q:成長戦略のポイント(今後の取り組みやトピックス、計画にない新たな戦略的施策等を含む)は何でしょうか?
A:引き続きサブスクリプション転換を推進するため、新広告投資モデルの高い効果を踏まえ、当第1四半期の上振れ利益を当第2四半期の広告投資へ再配分し、サブスクリプション課金売上のさらなる成長を目指してまいります。
また、モバイルセグメントでは、開発を進めているAI機能の利用にあたり、使用量に応じた収益を獲得する手段として、従量課金モデル「スマートクレジット」の導入準備を進めております。導入時期につきましては、開発完了後、適切なタイミングで開示いたします。
Q:通期業績の見通についてご説明ください。
A:2026年12月期の通期予想は、売上高5,454百万円、営業利益1,355百万円、経常利益1,362百万円、親会社株主に帰属する当期純利益940百万円を見込んでおります。通期戦略としては、モバイルセグメントでは新広告投資モデルの効果を引き続き発揮し、サブスクリプション課金売上のさらなる成長を目指します。ソリューションセグメントでは、高付加価値案件の獲得を継続しつつ、IT技術者派遣事業主体から受託開発事業主体への転換を推進してまいります。当第1四半期に実施した施策は、これらの通期戦略に沿ったものです。
Q:受注・競合状況についてご説明ください。
A:モバイルセグメントでは、前第3四半期に新たに競合となり得るペイントアプリの無料化が発表されました。しかし、リリースから一定期間が経過した現時点でも、ibisPaintのシェアへの影響は限定的であり、業績への影響も軽微でした。イラストアプリの特性上、基本操作に慣れたユーザーが新規参入サービスへ切り替えるハードルは高く、ibisPaintのシェアが大きく損なわれる可能性は低いと考えております。一方で、今後も情報収集を継続し、競合動向を注視してまいります。ソリューションセグメントおよびAI歌声合成セグメントについては、競争環境に大きな変化はありません。
Q:M&A、業務提携の実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。
A:2025年11月21日付で株式会社ゼロイチスタートを完全子会社化しました(吸収合併は2026年4月1日付)。
今後とも、製品価値のさらなる向上と拡充、およびSIer基盤の強化を目的として、戦略的M&Aの検討を継続してまいります。
Q:中期経営計画の内容や進捗状況等をご説明ください。
A:2025年12月期決算時に、今後3年間の主要連結経営指標を新たに開示いたしました。サブスクリプション課金売上については、2025年12月期実績の2.3倍にあたる27.9億円まで拡大する計画であり、営業利益成長率はFY2027/12以降20%以上を目指しております。
進捗状況については、「通期見通しと進捗率・達成可能性」に記載のとおりです。
Q:株主還元の方針をご説明ください。
A:当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと位置付けております。そのうえで、今後の業容拡大と経営基盤強化に向けた内部留保の充実を図りつつ、配当性向を基準とした業績連動型配当を実施することを基本方針としております。今後の成長に向けた事業資金を確保するため、内部留保の充実に重点を置きながらも、株主利益の最大化とのバランスを図り、業績動向および財務状態等を総合的に勘案したうえで、配当性向20~25%を目安に配当を実施していく方針です。なお、2026年12月期の期末配当は、1株当たり12円を予定しております。
―
IR担当

企業名
上場市場 証券コード
決算日
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CP&X
【2025年12月期(通期)】
決算概要
2025年12月期連結実績について、売上高は5,005百万円 で、前年同期の4,625百万円と比較すると379百万円増(+8.2%)です。
営業利益は1,201百万円で、前年同期の1,155百万円と比較すると46百万円増(+4.0%)です。
親会社株主に帰属する当期純利益は848百万円で、前年同期の839百万円と比較すると9百万円増(+1.2%)です。
全体的な総括としては、売上高は過去最高となり、各種利益はのれん償却を除くと安定成長を継続したことを受けて、概ね計画通りに進捗いたしました。業績の主な要因としては、収益面では、サブスクリプション課金売上を含むアプリ課金売上がアプリ広告売上を通期で初めて超過したことと第4四半期にアプリ広告売上に回復傾向が見られたことが挙げられ、費用面では、製造原価の人件費増加に加えて、販管費のM&A関連費用及びのれん等償却費の計上、販売手数料の増加並びに広告宣伝費の減少が挙げられます。
注 当社は2025年第1四半期より連結決算体制へ移行しておりますが、テクノスピーチの損益は2025年4月1日から連結、ゼロイチスタートの損益は2026年1月1日から連結予定となります。
セグメント別または事業別の増減要因
モバイルセグメントの売上高はYoYで8.4%増、一方でソリューションセグメントの売上高は2.1%増となりました。売上高増の要因について、モバイルセグメントにおいては、アプリ広告売上が第4四半期に回復傾向が見られたことに加え、サブスクリプション課金売上含むアプリ課金売上がアプリ広告売上を通期で初めて超過したことによります。ソリューションセグメントにおいては、参画ITエンジニアのスキル向上や、AIツールを活用した開発プロセスの最適化が大きく寄与していることに加え、受託案件数が第3四半期より増加を始め、第4四半期には四半期ベースで過去最高の受託開発売上を記録したことにもよります。AI歌声合成セグメントは、第2四半期に損益の連結を開始しており、売上高は118百万円となりました。このうち、VoiSona事業の売上高は92百万円、受託開発事業の売上高は26百万円となりました。
主要KPIの進捗と変化
主要KPIについて、DAUは6,581,053人で、前年同期は6,506,829人です。季節要因等によって短期的には増減が生じますが、長期的には横ばい傾向であり、モバイルセグメントの収益基盤は安定しております。サブスクリプション契約数は397,640件で、前年同期は232,053件です。サブスク転換施策が奏功し、順調に増加しています。ソリューションセグメントのITエンジニア数は254人で、前年同期は240人です。第1四半期に実施した組織改編の効果が徐々に発揮され、採用数及び定着率が向上したことによります。
季節性・一過性要因の有無と影響
モバイルセグメントにおいては、第4四半期に他の四半期と比較して広告予算及び季節的な消費行動が増加することにより、アプリ広告売上が増加する傾向があり、当第4四半期においてもその動きが一部見られました。第4四半期の四半期ベースでのサブスクリプション契約数の増加数は、過去最大となった第3四半期と同等の増加数を記録いたしましたが、これは季節性によるというよりもマーケティング施策の影響を受けたものとなります。
来期の業績予想及び戦略・施策
来期の業績予想は、売上高54.5億円、営業利益13.5億円、営業利益率24.9%、サブスクリプション課金売上17.3億円になります。達成に向けた施策として、モバイルセグメントにおいては、成長ドライバーであるサブスクリプション契約数54万件達成することを目指し、引き続き無料ユーザーに対するサブスクリプションへの移行促進策の最適化やプレミアム会員向けの新機能開発・リリースする施策を継続いたします。ソリューションセグメントでは、2026年4月1日付で吸収合併予定である株式会社ゼロイチスタートとのシナジー効果の発揮、ノーコードとAI活用で開発効率を高め、開発生産性の最大化を目指すこと及びSIer化に向けた施策に継続して取り組んでまいります。また、戦略的M&AによってibisPaintの製品価値の更なる向上及び拡充並びにSIer基盤の強化を目指します。
トピックス
ibisPaintでは、3DアニメーションなどのAIの新機能を続々とリリースする予定です。また、従量制課金モデル「スマートクレジット」を導入し、新たなマネタイズ方法を提供してまいります。
2025年11月21日付で株式会社ゼロイチスタートを完全子会社化し、同社を2026年4月1日付で吸収合併する予定です。同社の強みである①事業コンサルティングの見識、②開発生産性が高いノーコードツールの運用知見、③SEOノウハウ等を当社のソリューション事業に取り込み、ブーストさせることによって、シナジー効果を最大化し、当社が目指すSIer化に向けた体制を更に加速させ、収益拡大を図ることを目的としております。
2025年11月15日に、ibisPaintが全国ネットのテレビ番組である「LBSスペシャル〈世界を変える!地方発スタートアップ〉」で紹介されました。
2025年12月期決算では、新たに今後3年間の主要な連結財務目標を開示いたしました。サブスクリプション課金売上高をFY2025/12実績の2.3倍である27.9億円まで伸ばす計画で、営業利益の成長率はFY2027/12以降20%以上を目指します。
【2025年12月期(通期)】
Q:成長戦略のポイント(今期の取り組みやトピックス、新たな戦略的施策等を含む)は何でしょうか?
A:「来期の業績予想及び戦略・施策」及び「トピックス」に記載の通りです。
Q:来期の業績予想及び戦略・施策についてご説明ください。
A:「来期の業績予想及び戦略・施策」に記載の通りです。
Q:受注・競合状況についてご説明ください。
A:モバイルセグメントにおいては、第3四半期に、新たに競合となり得るペイントアプリの無料化が発表されましたが、リリースから一定の期間が経ってもibisPaintのシェアに大きな影響はなく、業績への影響は軽微でした。アプリの特性上、新たに参入してきた事業者に急にスイッチすることはなかなか難しいと考えています。しかし、情報収集を継続し、注視して参ります。ソリューションセグメント、AI歌声合成セグメントにおいては、競合の状況について大きな変動はありません。
Q:M&A、業務提携の実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。
A:2025年12月期では、11月21日付で株式会社ゼロイチスタートを完全子会社化いたしました。
2026年12月期では、製品価値の更なる向上と拡充及びSIer基盤の強化を目指して、戦略的M&Aの検討を継続してまいります。
Q:中期経営計画の内容や進捗状況等をご説明ください。
A:新たに今後3年間の主要連結経営指標を開示いたしました。内容は、「トピックス」に記載の通りです。各期の業績開示等を通じて、ご理解いただけるよう努めてまいります。
Q:株主還元の方針をご説明ください。
A:当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして位置付け、今後の業容拡大と経営基盤強化のための内部留保の充実を図りつつ、配当性向を基準とした業績連動型の配当を実施することを基本方針としております。配当政策としては、今後の成長に向けた事業資金を確保するため内部留保の充実に重点を置きつつ、株主利益の最大化と内部留保のバランスを図りながら、業績動向及び財政状態等を総合的に判断した上で、配当性向20~25%を目安に配当を実施していく方針であります。2025年12月期の期末配当につきましては、上記方針に基づき、1株当たり配当金10円(配当性向21.6%(連結))とすることといたしました。2026年12月期の期末配当は、1株当たり配当金12円を予定しております。
―
IR担当

企業名
上場市場 証券コード
決算日
取材アーカイブ
CP&X
【2025年12月期3Q】
決算概要
2025年12月期第3四半期連結実績について、売上高は3,638百万円 で、前四半期の2,378百万円 に比べて1,259百万円増(+53.0%)となりました。前年同期の3,491百万円と比較すると147百万円増(+4.2%)です。
営業利益は847百万円で、前四半期の569百万円に比べて277百万円増(+48.8%)となりました。前年同期の853百万円と比較すると5百万円減(-0.7%)です。
親会社株主に帰属する四半期純利益は565百万円で、前四半期の376百万円に比べて188百万円増(+50.2%)となりました。前年同期の585百万円と比較すると20百万円減(-3.5%)です。
全体的な総括としては、SSPのAIアルゴリズムの予期せぬ変動等の影響が第3四半期で継続しつつも、売上高は過去最高となり、各種利益はのれん償却を除くと安定成長を継続し、連結業績予想に対する進捗度は3/4弱となりました。加えて、今後の収益の柱となると目されるサブスクリプション売上がYoYで76.4%増となり、過去最高を継続した結果、3Q単体でサブスク売上が初めてアプリ広告売上を上回りました。
営業利益の変動要因は、モバイルセグメントの売上高増加、広告宣伝費減少、及び人件費増加によるものです。
注 当社は2025年第1四半期より連結決算体制へ移行しておりますが、テクノスピーチの損益は2025年4月1日から連結、ゼロイチスタートの損益は2026年1月1日から連結予定となります。
セグメント別または事業別の増減要因
モバイルセグメントの売上高はYoYで3.9%増、一方でソリューションセグメントの売上は0.1%減となりました。モバイルセグメントでは、アプリ広告売上が引き続き不調であるものの、第3四半期単体ではサブスクリプション売上がアプリ広告売上を超え、アプリ課金主体の売上構成へ変化し始めました。ソリューションセグメントは、第1四半期に営業と技術部門の連携強化、意思決定プロセスの迅速化を目的とした組織改編を実施し、その後安定的に運用され、採用数及び定着率の向上につながりました。AI歌声合成セグメントは、第2四半期に損益の連結を開始しており、第3四半期累計売上高は72百万円となりました。このうち、VoiSona事業の売上高は59百万円、受託開発事業の売上高は12百万円となりました。
主要KPIの進捗と変化

当社が重視する直近数値と、前年同期及び前四半期からの推移は上記の表の通りです。
推移の要因につきまして、DAUは、季節要因等によるもので、短期的には増減が生じますが、長期的には横ばい傾向であり、モバイルセグメントの収益基盤は安定しております。サブスクリプション契約数は、サブスク転換施策奏功の継続によるものです。エンジニア数は、第1四半期に実施した組織改編の効果が徐々に発揮され、採用数及び定着率が向上したことによります。
季節性・一過性要因の有無と影響
通常、モバイルセグメントにおいては、第4四半期は他の四半期と比較して広告予算及び季節的な消費行動が増加することにより、アプリ広告売上が増加する傾向がありましたが、今第3四半期はそのような顕著な動きは見られませんでした。第3四半期では、前四半期からのサブスクリプション契約数の増加数が四半期ベースで過去最大となりましたが、季節性というよりもマーケティング施策の影響を受けたものとなります。
通期見通しと進捗率・達成可能性
第3四半期決算時点での進捗率は、売上高と各種利益が3/4弱となっております。期末までの為替動向、広告市況の変動を読み切れないものの、計画の想定範囲内での着地を見込んでおります。
トピックス
プロマーケットへの本格進出の一環として、2025年8月28日にMac対応版をリリースいたしました。これによって、モバイルとPCの主要なプラットフォームでのibisPaintの利用が可能となりました。
2025年9月10日にibisPaintシリーズ累計5憶ダウンロードを達成しました。2024年5月の4億ダウンロード突破から1年4カ月後に5憶ダウンロード到達となり、順調にユーザー基盤を拡大しております。
株式会社ゼロイチスタートの全株式を11月21日付で取得いたしました。いわゆる「みなし取得日」を適用し、同社の損益計算書は2026年12月期(来期)の当社の連結業績より取り込む予定です(2025年12月期は同社の貸借対照表のみ取り込む予定)。また、同社との事業シナジー効果をより盤石なものにするため、2026年4月1日に同社を吸収合併する方向で調整いたしております。
【2025年12月期3Q】
Q:成長戦略のポイント (今後の取り組みやトピックス、計画にない新たな戦略的施策等を含む)は何でしょうか?
A:モバイルセグメントでは、サブスクリプション売上を収益の柱にするべく、無料ユーザーのサブスクリプションへの転換促進を進めております。Mac版のリリースを予定通り8月に行ったことで、長期的にプロマーケットの比率を高めるための重要な一歩を踏んだと認識しております。ソリューションセグメントでは、ハイスキルなエンジニアの採用(優秀なSEクラスの厳選採用)、高収益案件の獲得、さらにはゼロイチスタートのM&Aを発表し、今後より安定的に事業の拡大を進めてまいります。AI歌声合成セグメントでは、VoiSona事業の強化、ボイスライブラリの拡充というのがポイントとなります。
Q:通期業績の見通についてご説明ください。

通期予想の数値は、上記の表の通りです。通期での戦略・施策は、成長戦略で回答した内容と同様になります。
Q:受注・競合状況についてご説明ください。
A:モバイルセグメントにおいては、新たに競合となり得るペイントアプリの無料化が発表されました。以前にも他のペイントアプリの無料化やリリースが行われていましたが、リリースから一定の期間が経ってもibisPaintのシェアに大きな影響はなく、業績への影響は軽微でした。アプリの特性上、新たに参入してきた事業者に急にスイッチすることはなかなか難しいと考えています。しかし、情報収集を継続し、注視して参ります。ソリューションセグメント、AI歌声合成セグメントにおいては、競合の状況について大きな変動はありません。
Q:M&A、業務提携の実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。
A:株式会社ゼロイチスタートの完全子会社化につきましては、「トピックス」をご参照ください。また、更なるM&A先の検討は、継続して実施してまいります。
Q:株主還元の方針をご説明ください。
A:2025年10月1日付で1株を5株に分割する株式分割を2025年8月7日に発表しました。投資単位を引き下げて株式を買いやすくすることが目的です。配当については、分割前50円であったものを分割後10円とし、実質的な配当性向は変わりません。今後も成長と還元のバランスをとりながら、株主還元を実施していく方針です。
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IR担当

企業名
上場市場 証券コード
決算日
取材アーカイブ
CP&X
決算概要
2025年12月期第2四半期は、売上高2,378百万円、営業利益569百万円、経常利益567百万円、親会社株主に帰属する中間純利益376百万円で過去最高の増収増益を達成した。ただし、前年同期比(YoY)での増収増益率は数パーセントにとどまり、大幅な成長という印象はない。売上の主な増加要因は、売上比率の高いモバイルセグメントが全体を牽引したことである。
セグメント別または事業別の増減要因
ソリューションセグメントの売上はYoYで0.9%減、一方モバイルセグメントは0.8%増であった。モバイルセグメントでは、アプリ広告の売上が引き続き不調であるものの、サブスクリプションの売上がそれを補完し、全体を牽引した。AI歌声合成セグメントは、第2四半期に連結売上計上を開始し、売上高は29百万円であった。このうち、BtoC向け事業のVoiSonaが24百万円、BtoB向けの受託開発事業が5百万円を占めている。
主要KPIの進捗と変化
主要KPIであるDAU(日次アクティブユーザー数)は微増であり、好調に推移している。サブスクリプション売上は順調に成長しており、売上高は累計期間でYoY79.8%増、契約数ベースでは6月末時点でYoY77.5%増となった。これはFY2025/12の計画である売上高1.62倍(62%増)を上回る進捗状況である。一方で、アプリ広告の売上不調の要因は、アルゴリズムの予期せぬ変動等の影響継続にある。
通期見通しと進捗率・達成可能性
通期の売上高5,025百万円、営業利益1,175百万円などの見通しに対し、第2四半期時点の進捗率は40%台後半であり、やや遅れ気味であると認識している。しかし、下期に売上が偏る季節性を考慮すると、全体としては順調に推移しており、通期では計画通りに着地する見込みである。特にサブスクリプション売上が広告収入の不調を補完することで、計画達成を下支えすると見込んでいる。トピックス
直近の大きなトピックスは、2025年8月28日にリリースした「Mac版」の提供である。Mac版を通じてプロマーケットへの参入を強化することで、サブスクリプションユーザー200万人という目標達成に向けた重要なステップと位置付けている。Q:成長戦略のポイント(今後の取り組みやトピックス、計画にない新たな戦略的施策等を含む)はなんでしょうか?
A;今後の成長戦略として、モバイルセグメントではサブスクリプションの売上拡大を引き続き重視しています。特に、機能拡充に注力しており、第1四半期でのメジャーバージョンアップであるオリジナルブラシパターンを作成できる新機能等の追加に続き、今第2四半期にはマイナーバージョンアップとしてプレミアム会員向けの「ベクターレイヤー」機能を拡充しました。そして、2Q後になりますが、Mac版のリリースが予定通り8月に行われました。これは、プロマーケットに参入するための重要な一歩であり、長期的に見て今後の成長に貢献すると期待しています。このプロマーケットの拡大は、サブスクリプションユーザー200万人という目標達成に不可欠な要素であると認識しています。
Q:通期業績の見通しについてご説明ください。
A;第2四半期時点の通期業績進捗率は40%台後半とやや遅れ気味ですが、下期に売上が偏る季節性を考慮すると、全体としては順調に推移しています。アプリ広告売上減の予想ではありますが、好調なサブスクの上振れのため、通期では計画通りの着地を見込んでいます。
Q:M&A、業務提携、事業売却などの実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。
A;モバイルセグメントでは、1月31日に実施したテクノスピーチ社のM&Aが完了しました。今後はソリューションセグメントにおけるM&A調査を本格的に進めており、年内には良い形にしたいと考えています。
Q:株主還元の方針をご説明ください。
A;2025年10月1日付で1株を5株に分割する株式分割を2025年8月7日に発表しました。投資単位を引き下げて株式を買いやすくすることが目的です。配当については、分割前50円であったものを分割後10円とし、実質的な配当性向は変わりません。今後も成長と還元のバランスをとりながら、株主還元を実施していく方針です。
取材者:では、まず2025年12月期第2四半期の決算状況についてお伺いします。貴社の売上高は2,378百万円、営業利益は569百万円、経常利益は567百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は376百万円で、過去最高の増収増益を達成されたかと思いますが、増減要因について教えていただけますか?
回答者:増減要因についてですが、YoYで比較すると、数パーセントレベルの増収増益であり、大きく成長したという印象はありません。ソリューションセグメントはYoYで0.9%減、モバイルセグメントは0.8%増となり、売上比率が高いモバイルセグメントが全体を牽引した結果、合計で1.3%増となりました。
モバイルセグメントの中でも、アプリ広告の売上が引き続き不調である一方、サブスクリプションの売上がそれを補う形となりました。
取材者:前回の取材でサブスクリプションの売上を伸ばしていきたいというお話がありましたが、今回、YoY71.3%の伸びは、予想通りの進捗ですか?それとも予想を上回る進捗ですか?
回答者:2Q累計のサブスク売上高で言うと79.8%増です。契約数ベースでは77.5%増となります。計画値は売上高1.62倍(62%増)だったので、手堅く作った数字ではあります。第1四半期が売上1.9倍だったのに対し、今回は1.8倍と若干成長率は下がりましたが、総じて順調に進んでおり、通期の保守的な計画は超えるだろうと考えています。
取材者:サブスクリプションの売上拡大のために、今期行われた施策や取り組みはございますか?
回答者:第2四半期では、5月26日にプレミアム会員向けの「ベクターレイヤー」の機能拡充を行いました。これはプロユーザー向けの機能拡充となります。また、3月にメジャーバージョンアップ「バージョン13」をリリースし、多くの新機能を追加したことも、4月のサブスクリプション増加に繋がりました。
取材者:今後もプロユーザー向けの機能拡充に力を入れていく方針ですか?
回答者:はい、引き続き、お客様にサブスクリプションを申し込んでいただけるような魅力的な新機能をどんどんリリースしていきたいと考えています。ただし、具体的な機能については、現時点では非開示とさせていただいています。8月28日にMac版をリリースしました。これもサブスクリプション増加に貢献すると思いますが、9月以降の新規機能については現状まだ開示できていません。開発中のアイデアは多数あります。
取材者:人材の採用状況はいかがですか?
回答者:モバイルセグメントは新卒採用をメインに行っています。第2四半期に新卒社員が増えたため、人件費と採用費が増加しています。ソリューションセグメントは、思ったより退職者が増加したため、退職防止策と採用強化を行い、リカバリーが始まっています。
取材者:モバイルセグメントの採用は計画通りと捉えてよろしいでしょうか?
回答者:はい、モバイルセグメントは順調です。
取材者:その他に重視されているKPIはございますか?
回答者:サブスクリプションは順調で、エンジニア数も少し復活しています。DAU(日次アクティブユーザー数)も微増で良い感じです。ただし、広告単価が冒頭に申し上げた売上不調の要因となっています。この状況は厳しいですが、通期の着地としては、サブスクリプションの売上が広告を補完する形で計画通りに着地する見込みです。
取材者:何か業績に影響を与えた季節性や外的要因、一時的な要因はありましたか?
回答者:特にありませんが、4月より連結売上計上を開始したAI歌声合成セグメントについてご説明します。第2四半期の売上高は29百万円で、内訳はVoiSona事業(BtoC向け)が24百万円、受託開発事業(BtoB向け)が5百万円でした。受託の売上は想定より下回りました。通期の売上高はほぼ計画通りで良いのですが、第2四半期単体では少し厳しい状況です。セグメント利益はマイナス35百万円で、のれん償却費の18百万円を含めると、営業利益ベースでマイナス17百万円程度です。受託売上が計画を下回ったこともあり、想定より赤字が大きくなりましたが、通期ではほぼ計画通りと見ています。のれんの償却額は四半期ごとに18百万円で、今後も減損がない限り、この形で進んでいきます。
取材者:通期の業績見通しについてお伺いします。売上高5,025百万円、営業利益1,175百万円、経常利益1,179百万円、親会社株主に帰属する当期純利益818百万円に対し、第2四半期で約50%の進捗ですが、見通しはいかがですか?
回答者:順調とおっしゃっていただきましたが、進捗率としては40%台後半であり、やや遅れ気味です。しかし、下期に売上が偏る季節性もあるため、総じて順調であると認識しています。
取材者:M&Aや業務提携の実施状況や検討状況について、お答えできる範囲でお聞かせいただけますか?
回答者:モバイルセグメントでは、1月31日に実施したテクノスピーチのM&Aが完了し、引き続き調査は行っていますが、現在は以前より進めているソリューションセグメントのM&A調査を本格的に進めています。
取材者:株主還元方針に変更はございますか?
回答者:ご存知の通り、10月1日付で1株を5株に分割する株式分割を8月7日に発表しました。投資単位を10万円程度に引き下げ、株が買いやすくなることを目的としています。配当は分割前の50円を分割後も10円とし、実質的な配当性向は変わりません。今後も成長と還元のバランスをとりながら、株主還元を行っていきたいと考えています。
取材者:最後に、足元の状況で何かトピックスはございますか?
回答者:直近では、先ほど申し上げた「Mac版のリリース」が大きなトピックスです。3年前にWindows版をリリースし、今回Mac版のリリースとなります。Mac版のユーザーはWindowsの5分の1程度と言われており、すぐに大きなインパクトをもたらすとは考えていませんが、プロマーケットに参入するための重要なステップと考えています。これは、例えるなら富士山の二合目まで登ったようなもので、ここから本格的に成長していく段階だと考えています。
プロマーケットの拡大は、サブスクリプションユーザー200万人という目標達成において非常に重要な要素です。今後も一般アマチュアユーザーやセミプロユーザーだけでなく、プロユーザー向けにも拡大を進めていきます。Mac版の今後の成長に期待しています。
経営企画室 室長 堀部 拓人 様
経営企画室 室長代理 岡本 泰輔 様

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