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(株)ジェイック

東証GRT 7073

決算:1月末日

20250106

20250106 CP&X


ビジネスモデル

株式会社ジェイックは、教育研修事業、フリーター支援事業、新卒支援事業の3つの事業を展開しており、新卒支援事業において大学のキャリア課や大学生協との連携が特徴。

同社は、従来から強みだった日東駒専以下の大学のキャリア課との連携に加え、2022年9月に大学生協の就職支援事業を受託している株式会社キャンパスサポートをM&Aしたことで、早慶上智や旧帝大の国公立大学へのアプローチが可能になった。


創業の経緯と転機

創業事業は教育研修事業であり、代表の佐藤氏が経営コンサルティング会社に勤務していた経験からスタートした。 その後、顧客企業から採用支援の要望を受け、人材紹介事業に進出した。 「就職カレッジ」の成功がIPOまでの成長ドライバーとなり、リーマンショックを機に「新卒カレッジ」を開始した。


直近の状況

直近の決算は増収増益と好調である。 コロナ禍におけるオンライン就職活動への対応と、株式会社キャンパスサポートのM&Aによる上位大学への進出が主な要因である。今期は、M&Aのシナジー効果により、特に新卒紹介事業が好調に推移しており、大学との連携強化や企業ラインナップの拡充にも注力しており、今後も更なる業績拡大が期待される。一方、フリーター紹介事業は競争激化の影響で登録者獲得が課題である。


特徴と強み

教育研修事業を祖業とすることで、大学との良好なパートナーシップ関係を築いていることが強みである。 特に新卒支援事業では、大学や大学生協と連携して学生を獲得しており、他の新卒紹介会社との差別化を図っている。


成長戦略

今後は、提携関係を築く大学を増やし、企業の求人ラインナップを拡充することで、新卒支援事業の更なる成長を図る。SEOやリスティング広告などのマーケティング強化に加え、LINEなどを活用したナーチャリングやコールセンターによるアウトリーチ活動など、多角的な取り組みを行っている。


株主還元策

配当性向25%~35%を目安に、株主還元を実施していく方針である。 新規事業への投資とのバランスを図りながら、株主への還元を強化していく方針である。


今期の取り組み

今期は、AI・DX系のシステム会社と共同で、自己PRや志望動機の添削ができる「就職AI」や面接練習アプリ「steach」などを開発した。 これらのサービスを通じて、求職者との接点を強化し、登録者増加につなげる。


その他トピックス

新卒支援事業とフリーター支援事業の顧客層はあまり重なっていないが、一部の大企業に対しては、新卒支援事業で拡充した企業ラインナップをフリーター支援事業の面接会に誘致する取り組みを開始している。

・資料

(株)ジェイック

東証GRT 7073

決算:1月末日

20250106 CP&X


ビジネスモデル

株式会社ジェイックは、教育研修事業、フリーター支援事業、新卒支援事業の3つの事業を展開しており、新卒支援事業において大学のキャリア課や大学生協との連携が特徴。

同社は、従来から強みだった日東駒専以下の大学のキャリア課との連携に加え、2022年9月に大学生協の就職支援事業を受託している株式会社キャンパスサポートをM&Aしたことで、早慶上智や旧帝大の国公立大学へのアプローチが可能になった。


創業の経緯と転機

創業事業は教育研修事業であり、代表の佐藤氏が経営コンサルティング会社に勤務していた経験からスタートした。 その後、顧客企業から採用支援の要望を受け、人材紹介事業に進出した。 「就職カレッジ」の成功がIPOまでの成長ドライバーとなり、リーマンショックを機に「新卒カレッジ」を開始した。


直近の状況

直近の決算は増収増益と好調である。 コロナ禍におけるオンライン就職活動への対応と、株式会社キャンパスサポートのM&Aによる上位大学への進出が主な要因である。今期は、M&Aのシナジー効果により、特に新卒紹介事業が好調に推移しており、大学との連携強化や企業ラインナップの拡充にも注力しており、今後も更なる業績拡大が期待される。一方、フリーター紹介事業は競争激化の影響で登録者獲得が課題である。


特徴と強み

教育研修事業を祖業とすることで、大学との良好なパートナーシップ関係を築いていることが強みである。 特に新卒支援事業では、大学や大学生協と連携して学生を獲得しており、他の新卒紹介会社との差別化を図っている。


成長戦略

今後は、提携関係を築く大学を増やし、企業の求人ラインナップを拡充することで、新卒支援事業の更なる成長を図る。SEOやリスティング広告などのマーケティング強化に加え、LINEなどを活用したナーチャリングやコールセンターによるアウトリーチ活動など、多角的な取り組みを行っている。


株主還元策

配当性向25%~35%を目安に、株主還元を実施していく方針である。 新規事業への投資とのバランスを図りながら、株主への還元を強化していく方針である。


今期の取り組み

今期は、AI・DX系のシステム会社と共同で、自己PRや志望動機の添削ができる「就職AI」や面接練習アプリ「steach」などを開発した。 これらのサービスを通じて、求職者との接点を強化し、登録者増加につなげる。


その他トピックス

新卒支援事業とフリーター支援事業の顧客層はあまり重なっていないが、一部の大企業に対しては、新卒支援事業で拡充した企業ラインナップをフリーター支援事業の面接会に誘致する取り組みを開始している。

・資料

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