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(株)昭和真空

東証STD 6384

決算:3月末日

20241204

20241204 CP&X


ビジネスモデル・事業内容

昭和真空株式会社(東証STD:6384、決算:3月末日)は、1953年創業の真空関連装置メーカーである。 主力製品は、スマートフォン用カメラレンズ向けの反射防止膜を成膜する真空蒸着装置と、水晶デバイスの周波数帯を調整するエッチング装置である。 同社は、顧客のニーズに合わせた装置を生産する受注生産体制を採用しており、顧客との関係性を重視したビジネスを展開している。


創業の経緯と転機

創業当初は真空ポンプの修理から事業を開始し、その後水晶デバイスの需要増加に伴い、水晶デバイス向けの真空装置製造へと転換した。 これが事業の基盤を築く転機となった。


直近の決算状況

近年は、主要顧客である水晶デバイスメーカーと光学デバイスメーカーの設備投資の停滞により業績が低迷していた。 しかし、2024年度第2四半期には、市況が回復し、売上が増加した。 ただし、設備導入の遅延により、計画を下回る結果となった。 上期の実績では、営業利益が上振れている。 これは、昨年度、一昨年度と業績が低迷していたため、今期の予測を立てる際に、利益面で厳しく見込んでいたことが要因の一つである。


特徴・強み

水晶デバイス向けのエッチング装置では、競合と呼べるのは同社の装置をコピーしたような装置を作っている中国企業がいくつかある程度で、市場シェアは高い。


成長戦略

自動車部品や航空宇宙関連など、新たな市場への進出に積極的に取り組んでいる。 また、アルバックグループとの連携強化を図ることで、業績の安定化と成長を目指している。


株主還元策

安定配当を基本方針としている。


今期の取り組み・トピックス

装置の購入を前提とした顧客に対し、同社所有の実験機を用いて、顧客と共に検証を行う取り組みを積極的に行っている。 また、利益率向上のため、部品の内製化や材料の共同調達、複数社への見積もり取得による外注加工費の削減などを進めている。

・資料

(株)昭和真空

東証STD 6384

決算:3月末日

20241204 CP&X


ビジネスモデル・事業内容

昭和真空株式会社(東証STD:6384、決算:3月末日)は、1953年創業の真空関連装置メーカーである。 主力製品は、スマートフォン用カメラレンズ向けの反射防止膜を成膜する真空蒸着装置と、水晶デバイスの周波数帯を調整するエッチング装置である。 同社は、顧客のニーズに合わせた装置を生産する受注生産体制を採用しており、顧客との関係性を重視したビジネスを展開している。


創業の経緯と転機

創業当初は真空ポンプの修理から事業を開始し、その後水晶デバイスの需要増加に伴い、水晶デバイス向けの真空装置製造へと転換した。 これが事業の基盤を築く転機となった。


直近の決算状況

近年は、主要顧客である水晶デバイスメーカーと光学デバイスメーカーの設備投資の停滞により業績が低迷していた。 しかし、2024年度第2四半期には、市況が回復し、売上が増加した。 ただし、設備導入の遅延により、計画を下回る結果となった。 上期の実績では、営業利益が上振れている。 これは、昨年度、一昨年度と業績が低迷していたため、今期の予測を立てる際に、利益面で厳しく見込んでいたことが要因の一つである。


特徴・強み

水晶デバイス向けのエッチング装置では、競合と呼べるのは同社の装置をコピーしたような装置を作っている中国企業がいくつかある程度で、市場シェアは高い。


成長戦略

自動車部品や航空宇宙関連など、新たな市場への進出に積極的に取り組んでいる。 また、アルバックグループとの連携強化を図ることで、業績の安定化と成長を目指している。


株主還元策

安定配当を基本方針としている。


今期の取り組み・トピックス

装置の購入を前提とした顧客に対し、同社所有の実験機を用いて、顧客と共に検証を行う取り組みを積極的に行っている。 また、利益率向上のため、部品の内製化や材料の共同調達、複数社への見積もり取得による外注加工費の削減などを進めている。

・資料

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