top of page
tripla_logo1.png

tripla(株)

東証GRT 5136

決算:10月末日

20250114

20250114 CP&X


ビジネスモデルや事業内容

tripla社は、ホテル業界に特化したITサービスを展開する企業である。 中核事業はホテル公式サイト向け予約システム「tripla Book」で、OTA(オンライン旅行代理店)機能も有し、手数料削減による収益増加に貢献する。 AIチャットボット「tripla Bot」は多言語対応で、顧客対応の効率化を支援する。 顧客管理システム「tripla Connect」は、会員プログラムやポイントプログラムの一元管理を可能にする。


創業の経緯と転機となった出来事

2015年4月に創業。 当初は、レストランのメニューを多言語化するサービスや、レストランの予約を多言語で取れるサービスを開発したが、うまくいかなかった。 2回目のピボットで、ホテル向けの多言語チャットボットサービスを開発し、インバウンド向けのサービスとしてリリースした。 そこから、ホテルの様々な課題をヒアリングしていく中で、公式サイト経由の予約や顧客管理、リピーター増加といったニーズを捉え、現在のサービスラインナップを構築した。 JRや京急のスタートアッププログラムにも参加し、多くのホテルに協力いただきながらサービスを開発してきた。


直近の決算状況

第3四半期には不正決済トラブルによる費用増が発生したが、第4四半期には対策を講じ抑制に成功した。


特徴や強み

ホテルの公式サイト向け予約システム「tripla Book」は、OTA機能も有しており、手数料削減と収益増加を両立できる点が強みである。 AIチャットボット「tripla Bot」は8言語に対応しており、顧客対応の効率化を支援する。


成長戦略

顧客満足度向上を最優先に考え、サービス改善を継続することで、解約率を抑制している。 また、口コミ効果による新規顧客獲得にも期待している。 M&A戦略では、黒字企業かつ顧客基盤を持つ企業を対象とし、海外展開を加速させている。 インドネシア、台湾、タイの企業を買収し、東南アジア市場への進出を強化した。


株主還元策

配当は当面実施せず、収益を成長戦略に再投資していく方針である。


今期の取り組みやトピックス

不正クレジットカードによる被害額を抑制するため、対策を強化した。 今後も、不正利用対策には継続的に取り組んでいく。


その他

コロナ禍で多くのホテルが広告費を削減し、広告運用担当者を解雇したため、アフターコロナで広告を再開したくても、人材が不足しているという現状がある。 そこで、同社は広告運用代行サービス「tripla Boost」を提供することで、ホテルの予約増加を支援している。

tripla_logo1.png

tripla(株)

東証GRT 5136

決算:10月末日

20250114 CP&X


ビジネスモデルや事業内容

tripla社は、ホテル業界に特化したITサービスを展開する企業である。 中核事業はホテル公式サイト向け予約システム「tripla Book」で、OTA(オンライン旅行代理店)機能も有し、手数料削減による収益増加に貢献する。 AIチャットボット「tripla Bot」は多言語対応で、顧客対応の効率化を支援する。 顧客管理システム「tripla Connect」は、会員プログラムやポイントプログラムの一元管理を可能にする。


創業の経緯と転機となった出来事

2015年4月に創業。 当初は、レストランのメニューを多言語化するサービスや、レストランの予約を多言語で取れるサービスを開発したが、うまくいかなかった。 2回目のピボットで、ホテル向けの多言語チャットボットサービスを開発し、インバウンド向けのサービスとしてリリースした。 そこから、ホテルの様々な課題をヒアリングしていく中で、公式サイト経由の予約や顧客管理、リピーター増加といったニーズを捉え、現在のサービスラインナップを構築した。 JRや京急のスタートアッププログラムにも参加し、多くのホテルに協力いただきながらサービスを開発してきた。


直近の決算状況

第3四半期には不正決済トラブルによる費用増が発生したが、第4四半期には対策を講じ抑制に成功した。


特徴や強み

ホテルの公式サイト向け予約システム「tripla Book」は、OTA機能も有しており、手数料削減と収益増加を両立できる点が強みである。 AIチャットボット「tripla Bot」は8言語に対応しており、顧客対応の効率化を支援する。


成長戦略

顧客満足度向上を最優先に考え、サービス改善を継続することで、解約率を抑制している。 また、口コミ効果による新規顧客獲得にも期待している。 M&A戦略では、黒字企業かつ顧客基盤を持つ企業を対象とし、海外展開を加速させている。 インドネシア、台湾、タイの企業を買収し、東南アジア市場への進出を強化した。


株主還元策

配当は当面実施せず、収益を成長戦略に再投資していく方針である。


今期の取り組みやトピックス

不正クレジットカードによる被害額を抑制するため、対策を強化した。 今後も、不正利用対策には継続的に取り組んでいく。


その他

コロナ禍で多くのホテルが広告費を削減し、広告運用担当者を解雇したため、アフターコロナで広告を再開したくても、人材が不足しているという現状がある。 そこで、同社は広告運用代行サービス「tripla Boost」を提供することで、ホテルの予約増加を支援している。

bottom of page