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ラクサス・テクノロジーズ(株)

東証GRT 288A

決算:3月末日

20250822

国内機関投資家C 様

 

Q:ワールド社が貴社に出資した経緯について、お聞かせいただけますでしょうか?

A:ワールド社は、再上場によって掲げた新たな成長戦略の一環として、サーキュラーエコノミーへの投資を推進しておりました。一方で、当社の事業成長にはレンタル用バッグの取得資金が不可欠であり、両社の事業目的が合致したため、ワールド社からの出資を受けてグループ会社入りするとともに、バッグ取得資金として貸付金を期待するに至りました。

 

Q:現時点でのワールド社とのシナジーについて、どのようにお考えでしょうか?

A:両社ともに上場企業でございますので、まずは独立性を確保することが前提となります。その上で、レンタルに適さなくなったバッグの販売や、レンタル会員様の相互紹介といった形で連携を進めております。

 

Q:2022年6月に高橋社長がトップに就任された経緯について、お聞かせいただけますでしょうか?

A:M&Aの当初は、もう少し早いタイミングでの上場を目指しておりました。しかし、新型コロナウイルスの影響で業績が伸び悩んだことに加え、当時の経営陣のガバナンス体制に不十分な点があると判断いたしました。こうした状況を鑑み、代表取締役社長執行役員に就任したという経緯です。

 

Q:会員数が減少傾向にありますが、会社としてはこの状況をどのように評価されていますか?

A:価格改定後、一定数の会員様の退会は想定しており、減少幅は想定の範囲内だと認識しております。しかしながら、新規会員様の獲得が伸び悩んでいる点は、今後の課題として注視しております。

 

Q:貴社が保有するバッグの資産価値はどのくらいと認識されていますか?

A:当社のバッグは二次流通市場から調達しており、8年で残価20%の減価償却を行っております。販売方法によって価格は変動いたしますが、帳簿上の価格、すなわち簿価以上の価値があると認識しております。

 

Q:会員数が横ばいであると仮定した場合、バッグの維持にはどの程度の投資が必要になるでしょうか?

A:バッグの法定耐用年数に加え、レンタルによる経年劣化も考慮いたしますと、5年から6年程度のサイクルで入れ替えを行っていくことが望ましいと考えております。

 

Q:8月以降に開始されたShaaSのビジネスモデルについて、詳しくご説明いただけますでしょうか?

A:JRE BANK(楽天銀行)やJALモバイル(IIJ)と同様のビジネスモデルとお考えいただければと存じます。他業種の企業が、自社の顧客基盤を活かし、新たな領域でサービスを展開したいと考える際に、当社のサービス基盤を提供することで、新たな収益源を確保するモデルです。

 

Q:ShaaSにおけるパートナー側のメリットは何でしょうか?

A:手数料収入に加え、パートナー様のポイント付与システムを活用することで、自社商品の売上増加が期待できる点にあります。

 

Q:貴社が参入されている市場のTAM(獲得可能な最大市場規模)について、どのようにお考えでしょうか?

A:当社は、既存の市場規模を追いかけるのではなく、新たな市場を創造したいと考えております。男性にとっての自動車や家電のように、女性にとってのバッグが同等の価値観で捉えられるように、残価設定ローンの提供などを通じて、新しいニーズを開拓してまいります。

 

Q:貴社のサービスにおける主要なターゲット層はどのような方々でしょうか?

A:気に入ったものは購入しつつ気分転換にレンタルを利用される方や、所有物を最小限に抑えたいミニマリストの方々が主なターゲット層となります。

 

Q:この業界に特有の難しさや課題は何でしょうか?

A:貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)、キャッシュフロー(CF)が複雑に絡み合うビジネスモデルの難しさがございます。また、新規入会時の審査や、件数は少ないもののクレジットカードのエラーなども課題として挙げられます。

 

Q:今後の成長に向けた鍵は何でしょうか?会員数の増加でしょうか、それとも仕入れの強化でしょうか?

A:特定の施策に限定するのではなく、幅広いお客様のニーズを捉えていくことが、当社の今後の成長にとって最も重要だと考えております。

 

Q:貴社は現在、ワールド社の持分法適用関連会社となっておりますが、高橋社長は今後、ワールド社へ戻られるご予定はございますか?

A:当社代表取締役社長執行役員の高橋はもともとワールド社から転籍しており、戻ることが既定路線ではございません。ワールド社では本部長を務めておりましたが、自身の強い意志をもって代表取締役社長執行役員に就任いたしました。

・資料

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ラクサス・テクノロジーズ(株)

東証GRT 288A

決算:3月末日

20250826

国内機関投資家C 様

 

Q:ワールド社が貴社に出資した経緯について、お聞かせいただけますでしょうか?

A:ワールド社は、再上場によって掲げた新たな成長戦略の一環として、サーキュラーエコノミーへの投資を推進しておりました。一方で、当社の事業成長にはレンタル用バッグの取得資金が不可欠であり、両社の事業目的が合致したため、ワールド社からの出資を受けてグループ会社入りするとともに、バッグ取得資金として貸付金を期待するに至りました。

 

Q:現時点でのワールド社とのシナジーについて、どのようにお考えでしょうか?

A:両社ともに上場企業でございますので、まずは独立性を確保することが前提となります。その上で、レンタルに適さなくなったバッグの販売や、レンタル会員様の相互紹介といった形で連携を進めております。

 

Q:2022年6月に高橋社長がトップに就任された経緯について、お聞かせいただけますでしょうか?

A:M&Aの当初は、もう少し早いタイミングでの上場を目指しておりました。しかし、新型コロナウイルスの影響で業績が伸び悩んだことに加え、当時の経営陣のガバナンス体制に不十分な点があると判断いたしました。こうした状況を鑑み、代表取締役社長執行役員に就任したという経緯です。

 

Q:会員数が減少傾向にありますが、会社としてはこの状況をどのように評価されていますか?

A:価格改定後、一定数の会員様の退会は想定しており、減少幅は想定の範囲内だと認識しております。しかしながら、新規会員様の獲得が伸び悩んでいる点は、今後の課題として注視しております。

 

Q:貴社が保有するバッグの資産価値はどのくらいと認識されていますか?

A:当社のバッグは二次流通市場から調達しており、8年で残価20%の減価償却を行っております。販売方法によって価格は変動いたしますが、帳簿上の価格、すなわち簿価以上の価値があると認識しております。

 

Q:会員数が横ばいであると仮定した場合、バッグの維持にはどの程度の投資が必要になるでしょうか?

A:バッグの法定耐用年数に加え、レンタルによる経年劣化も考慮いたしますと、5年から6年程度のサイクルで入れ替えを行っていくことが望ましいと考えております。

 

Q:8月以降に開始されたShaaSのビジネスモデルについて、詳しくご説明いただけますでしょうか?

A:JRE BANK(楽天銀行)やJALモバイル(IIJ)と同様のビジネスモデルとお考えいただければと存じます。他業種の企業が、自社の顧客基盤を活かし、新たな領域でサービスを展開したいと考える際に、当社のサービス基盤を提供することで、新たな収益源を確保するモデルです。

 

Q:ShaaSにおけるパートナー側のメリットは何でしょうか?

A:手数料収入に加え、パートナー様のポイント付与システムを活用することで、自社商品の売上増加が期待できる点にあります。

 

Q:貴社が参入されている市場のTAM(獲得可能な最大市場規模)について、どのようにお考えでしょうか?

A:当社は、既存の市場規模を追いかけるのではなく、新たな市場を創造したいと考えております。男性にとっての自動車や家電のように、女性にとってのバッグが同等の価値観で捉えられるように、残価設定ローンの提供などを通じて、新しいニーズを開拓してまいります。

 

Q:貴社のサービスにおける主要なターゲット層はどのような方々でしょうか?

A:気に入ったものは購入しつつ気分転換にレンタルを利用される方や、所有物を最小限に抑えたいミニマリストの方々が主なターゲット層となります。

 

Q:この業界に特有の難しさや課題は何でしょうか?

A:貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)、キャッシュフロー(CF)が複雑に絡み合うビジネスモデルの難しさがございます。また、新規入会時の審査や、件数は少ないもののクレジットカードのエラーなども課題として挙げられます。

 

Q:今後の成長に向けた鍵は何でしょうか?会員数の増加でしょうか、それとも仕入れの強化でしょうか?

A:特定の施策に限定するのではなく、幅広いお客様のニーズを捉えていくことが、当社の今後の成長にとって最も重要だと考えております。

 

Q:貴社は現在、ワールド社の持分法適用関連会社となっておりますが、高橋社長は今後、ワールド社へ戻られるご予定はございますか?

A:当社代表取締役社長執行役員の高橋はもともとワールド社から転籍しており、戻ることが既定路線ではございません。ワールド社では本部長を務めておりましたが、自身の強い意志をもって代表取締役社長執行役員に就任いたしました。

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