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ラクサス・テクノロジーズ(株)

東証GRT 288A

決算:3月末日

20250617

海外機関投資家A 様

 

Q:成長戦略のポイント(今後の取り組みやトピックス、計画にない新たな戦略的施策等を含む)はなんでしょうか?

A:当社は、今後の成長戦略として、主に以下の点を重視しております。

第一に、契約数増加に向けた資産の拡充を最重要視しております。現在の契約数約2万人に対し、バッグの具体的な個数は公開しておりませんが、相当数のバッグ資産を保有している状況です。しかし、例えば契約数を2万人から3万人まで伸ばすためには、当然バッグ数が必要になると考えております。これに伴い、今期はバッグ資産の純増を社内目標として掲げ、調達を強化していく方針です。

 

第二に、市場における認知度向上と販路拡大に注力いたします。日本全国の20代から50代の女性の方々は約2,900万人いらっしゃいますが、当社のアプリをダウンロードされている方は約200万人(男性も含む)という状況です。このことから、まだ利用に至っていない方やダウンロードされていない方が多くいらっしゃると認識しており、成長の余地は非常に大きいと考えております。そのため、広告への投資を継続し、今期は他社のお客様基盤と協業しながら新規顧客獲得に取り組んでおります。

 

第三に、ダイナミックプライシングの導入を検討しております。現在のシングル契約9,800円(税抜き)という価格設定は、過去の価格改定時に様々なデータ分析を行った結果、収益性が最も高いと判断されたものです。現時点ではここから価格を下げることは考えておりません。しかしながら、将来的には9,800円(税抜き)のプラン内で、バッグの種類によって価格を高くしていくようなダイナミックプライシングも行っていくことを検討しており、ユーザーの皆様からも「あのバッグを借りるならもう少しお金を出してもいい」といった声もいただいております。

 

Q:M&A、業務提携、事業売却などの実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。

A:当社は、2019年10月にワールドグループに参画しております。ワールドグループは、アパレル産業からの脱却を大きな課題とし、二次流通事業を強化する中で、当社のシェアリングサービスに着目し、M&Aに至りました。ワールドが当社の株式の62.5%を取得し、マジョリティ株主となっております。これにより、特にバッグ資産への投資面でワールドからの支援を得ることができ、コロナ禍を経て契約数の大幅な伸びに繋がりました。

現在の経営体制としては、ワールドが大株主ではありますが、事業の細部について指示を受けることはなく、独立性を保って運営しております。

また、成長戦略の一環として、他社のお客様基盤と協業し、新規顧客獲得を進めております。これにより、契約数を早期に拡大させることを目指しております。

 

Q:株主還元の方針をご説明ください。

A:当社は、株主還元の一環として、2025年3月に株主優待の導入を決定いたしました。この株主優待は、株主の皆様に当社のサービスを体験していただくことを目的としており、投資家の方々に投資をしていただきながら、カスタマーユーザーになっていただくことを想定しております。株価が低い時期には、株に投資して優待を利用することでサービスを割安で利用できるというメリットもございます。株主優待は、年次報告書などと共に7月上旬頃から株主の方々へ届けられる予定です。株主には男性が多いという事実もございますが、そのパートナーの方の利用も可能としており、一定数まではこのような形でご利用いただいても、継続利用があれば当社のビジネスモデルとして収益は維持できると考えております。

・資料

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東証GRT 288A

決算:3月末日

20250617

海外機関投資家A 様

 

Q:成長戦略のポイント(今後の取り組みやトピックス、計画にない新たな戦略的施策等を含む)はなんでしょうか?

A:当社は、今後の成長戦略として、主に以下の点を重視しております。

第一に、契約数増加に向けた資産の拡充を最重要視しております。現在の契約数約2万人に対し、バッグの具体的な個数は公開しておりませんが、相当数のバッグ資産を保有している状況です。しかし、例えば契約数を2万人から3万人まで伸ばすためには、当然バッグ数が必要になると考えております。これに伴い、今期はバッグ資産の純増を社内目標として掲げ、調達を強化していく方針です。

 

第二に、市場における認知度向上と販路拡大に注力いたします。日本全国の20代から50代の女性の方々は約2,900万人いらっしゃいますが、当社のアプリをダウンロードされている方は約200万人(男性も含む)という状況です。このことから、まだ利用に至っていない方やダウンロードされていない方が多くいらっしゃると認識しており、成長の余地は非常に大きいと考えております。そのため、広告への投資を継続し、今期は他社のお客様基盤と協業しながら新規顧客獲得に取り組んでおります。

 

第三に、ダイナミックプライシングの導入を検討しております。現在のシングル契約9,800円(税抜き)という価格設定は、過去の価格改定時に様々なデータ分析を行った結果、収益性が最も高いと判断されたものです。現時点ではここから価格を下げることは考えておりません。しかしながら、将来的には9,800円(税抜き)のプラン内で、バッグの種類によって価格を高くしていくようなダイナミックプライシングも行っていくことを検討しており、ユーザーの皆様からも「あのバッグを借りるならもう少しお金を出してもいい」といった声もいただいております。

 

Q:M&A、業務提携、事業売却などの実施または検討状況と、それに伴う影響についてご説明ください。

A:当社は、2019年10月にワールドグループに参画しております。ワールドグループは、アパレル産業からの脱却を大きな課題とし、二次流通事業を強化する中で、当社のシェアリングサービスに着目し、M&Aに至りました。ワールドが当社の株式の62.5%を取得し、マジョリティ株主となっております。これにより、特にバッグ資産への投資面でワールドからの支援を得ることができ、コロナ禍を経て契約数の大幅な伸びに繋がりました。

現在の経営体制としては、ワールドが大株主ではありますが、事業の細部について指示を受けることはなく、独立性を保って運営しております。

また、成長戦略の一環として、他社のお客様基盤と協業し、新規顧客獲得を進めております。これにより、契約数を早期に拡大させることを目指しております。

 

Q:株主還元の方針をご説明ください。

A:当社は、株主還元の一環として、2025年3月に株主優待の導入を決定いたしました。この株主優待は、株主の皆様に当社のサービスを体験していただくことを目的としており、投資家の方々に投資をしていただきながら、カスタマーユーザーになっていただくことを想定しております。株価が低い時期には、株に投資して優待を利用することでサービスを割安で利用できるというメリットもございます。株主優待は、年次報告書などと共に7月上旬頃から株主の方々へ届けられる予定です。株主には男性が多いという事実もございますが、そのパートナーの方の利用も可能としており、一定数まではこのような形でご利用いただいても、継続利用があれば当社のビジネスモデルとして収益は維持できると考えております。

・資料

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