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(株)アクシーズ

東証STD 1381

決算:6月末日

​20260224

CP&X

 

【2026年6月期2Q】

決算概要

食品事業では、主要取引先向けの販売が順調に推移したことに加え、鶏肉相場が順調に推移した結果、売上高は前年同期比13.9%の増収となった。利益面については、飼料原料等などの肥育コストが下落したことから、前年同期比258.9%の増益となりました。

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セグメント別または事業別の増減要因

食品事業については前述のとおりです。

外食事業では、2025年度中にKFC店舗を3店舗出店した結果、売上高は前年同期比6.9%増となりました。一方で、利益面では新店舗の費用が先行したことに加え、人件費などの増加も重なり、前年同期比12.3%の減益となりました。

 

通期見通しと進捗率・達成可能性

最近の業績動向を踏まえ、1月30日付で通期連結業績予想を上方修正いたしました。足元では国内の鶏肉相場が堅調に推移しているものの、第3四半期以降の動向については依然として不透明な状況にあります。

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​企業名

上場市場 証券コード

​決算日

取材アーカイブ

  • CP&X

     

    事業概要

    アクシーズは、鶏肉事業を展開する企業である。鶏の餌から卵の生産、鶏肉の製造までを一貫して行うことで、抗生物質や抗菌剤などの薬剤を一切使用せずに鶏を飼育している点が特徴である。安全な鶏肉の提供に注力しており、一貫生産体制によるフレキシブルな対応も強みとしている。

     

    創業の経緯と転機

    アクシーズは創業60年以上であり、現在の社長の祖父にあたる伊地知正勝が創業した。創業当初は鶏卵を販売していたが、その後、技術の進化とともに鶏肉事業に転換している。

     

    直近の決算状況

    直近の決算では、売上高と利益が大きく伸びている。これは、出荷する鶏の数量増加に加え、鶏肉から食肉として利用できる部分を最大化するための取り組みが奏功しているためである。

     

    強みと成長戦略

    アクシーズの強みは、薬剤を一切使用しない飼育方法である。これは、薬剤を投与された鶏肉を人が食べることで耐性菌ができてしまう可能性を懸念しているためである。今後は、主力の食品事業を強化し、新たな飼育農場の建設や工場の機械化を進めることで、増産体制を構築していく方針である。

     

    株主還元策

    株主還元については、鳥インフルエンザのリスクを考慮し、一定の手元資金を確保しながら、株主優待や配当によって行っている。

    今期の取り組みとトピックス

    今期は、新たな農場が完成予定であり、工場の機械化も順次進めている。引き続き設備投資を継続し、増産体制を整えていく予定である。

     

    取引先

    アクシーズの最大の取引先はケンタッキーフライドチキン株式会社様であり、年間出荷量の約半数を占めている。その他にも、日本ハム株式会社様やニチレイ株式会社様といった大手食肉商社様と取引を行っている。

     

    課題と対策

    人材の採用については、加工工場が郊外に立地しているため、若い人材の確保が難しいという課題がある。そこで、従来は手作業で行っていた工程を機械化したり、外国人材の活用を進めている。また、鳥インフルエンザ対策として、古い農場の新しい農場へのリプレースや従業員教育を徹底している。

  • Q:貴社のビジネスモデルや事業内容の特徴と強みは何ですか?

    A:弊社は鶏肉を扱っており、鶏の餌から卵の生産、そして鶏肉の製造までを一貫して行っています。他社との大きな違いは、抗生物質や抗菌剤などの薬剤を一切使用せずに飼育している点です。鶏肉の安全性に注力しており、一貫生産体制によってフレキシブルな対応を可能としていることも強みです。

     

    Q:薬剤を使わずに飼育できるのは、なぜですか?

    A:一般的には、鶏の飼育段階で抗生物質を投与して病気の予防を行うことが多いです。これは、レギュレーション上も出荷2週間前までであれば薬剤投与が認められているためです。しかし、弊社では、薬剤を投与された鶏肉を人が食べることで、耐性菌ができてしまい、必要な時に薬が効かなくなる可能性を懸念しています。そのため、一切の薬剤投与を行わずに飼育を進めています。

     

    Q:取引先の企業様には、その点を高く評価されていますか?

    A:はい。最大の取引先はケンタッキーフライドチキン株式会社様です。弊社は東京を含む西側を担当しています。現在、ケンタッキーフライドチキン株式会社様には3社が鶏肉を卸しており、そのうち2社は鹿児島の会社です。

     

    Q:貴社の創業の経緯についてお聞かせください?

    A:弊社は創業60年以上になります。元々は、現在の社長の叔父にあたる2代目が創業しました。当時、体が弱かった2代目は、鶏卵の栄養価に注目し、栄養価の高い食べ物を全国に広めたいという思いから創業に至りました。実は、創業当初は鶏卵を販売しており、その後、技術の進化とともに鶏肉に事業を転換しました。

     

    Q:貴社の決算状況を拝見すると、昨年は売上高と利益が大きく伸びているようですが、その要因についてお聞かせください。

    A:大きく分けて二つあります。一つは、出荷する鶏の数量を増やしていることです。そのためには、新たな飼育農場を建設し、生産量を増やす必要があります。もう一つは、鶏肉から販売可能な部分、つまり食肉として利用できる部分を最大化するための取り組みです。

     

    Q:環境問題に関して、何か取り組まれていることはありますか?

    A:食品事業が主力ですが、太陽光発電設備を導入しているほか、関連会社ではバイオマス発電所も稼働しています。

     

    Q:出荷数を増やすための戦略として、取引先の拡大などは検討されていますか?

    A:現在、出荷の大部分はケンタッキーフライドチキン株式会社様や日本ハム株式会社様、ニチレイ株式会社様といった大手食肉商社様です。現状では、これらの企業様からさらなる出荷要請をいただいており、生産量を増やせば増やすだけ販売できる状況です。そのため、新規の取引先は開拓していません。

  • 取材者:貴社のビジネスモデルや事業内容の特徴と強みについてご説明いただけますか?

    回答者:弊社は鶏肉を扱っており、鶏の餌から卵の生産、そして鶏肉の製造までを一貫して行っております。他社との大きな違いは、抗生物質や抗菌剤などの薬剤を一切使用せずに飼育している点です。鶏肉の安全性に注力しており、一貫生産体制によってフレキシブルな対応を可能としていることも強みです。

    取材者:薬剤を使わずに飼育できるのは、どのような要因があるのですか?

    回答者:一般的には、鶏の飼育段階で抗生物質を投与して病気の予防を行うことが多いです。これは、レギュレーション上も出荷2週間前までであれば薬剤投与が認められているためです。しかし、弊社では、薬剤を投与された鶏肉を人が食べることで、耐性菌ができてしまい、必要な時に薬が効かなくなる可能性を懸念しています。そのため、一切の薬剤投与を行わずに飼育を進めております。

    取材者:取引先の企業様には、その点を高く評価されているのでしょうか?

    回答者:はい。最大の取引先はケンタッキーフライドチキン株式会社様で、年間3,000万羽の出荷のうち、約半数を納入しております。弊社は東京を含む西側を担当しています。

    取材者:ケンタッキーフライドチキン株式会社様の東京の西側を担当されているのですね。

    回答者:はい。現在、ケンタッキーフライドチキン株式会社様には3社が鶏肉を卸しており、そのうち2社は鹿児島の会社です。

    取材者:貴社の創業の経緯についてお聞かせください。

    回答者:弊社は創業60年以上になります。元々は、現在の社長の叔父にあたる2代目が創業しました。当時、体が弱かった2代目は、鶏卵の栄養価に注目し、栄養価の高い食べ物を全国に広めたいという思いから創業に至りました。実は、創業当初は鶏卵を販売しており、その後、技術の進化とともに鶏肉に事業を転換しました。

    取材者:貴社の決算状況を拝見すると、昨年は売上高と利益が大きく伸びているようですが、その要因についてお聞かせください。

    回答者:大きく分けて二つあります。一つは、出荷する鶏の数量を増やしていることです。そのためには、新たな飼育農場を建設し、生産量を増やす必要があります。もう一つは、鶏肉から販売可能な部分、つまり食肉として利用できる部分を最大化するための取り組みです。

    取材者:販売可能な部分を増やす取り組みは、SDGsの観点からも重要ですね。環境問題に関して、他に何か取り組まれていることはございますか?

    回答者:食品事業が主力ですが、再生可能エネルギーの利用にも力を入れております。太陽光発電設備を導入しているほか、関連会社ではバイオマス発電所も稼働しています。

    取材者:出荷数を増やすための戦略として、取引先の拡大などは検討されているのでしょうか?

    回答者:現在、出荷の大部分はケンタッキーフライドチキン株式会社様や日本ハム株式会社様、ニチレイ株式会社様といった大手食肉商社様です。現状では、これらの企業様からさらなる出荷要請をいただいており、生産量を増やせば増やすだけ販売できる状況です。そのため、新規の取引先は開拓しておりません。

    取材者:貴社の薬剤を使わない飼育方法で育てられた鶏肉は、地元の飲食店なども使用したいと考えているのではないでしょうか?地域との取り組みについてはいかがでしょうか?

    回答者:基本的には関東と関西が主な販売エリアですが、鹿児島県内の一部スーパーにも、ブランディング目的で少量ですが出荷しています。

    取材者:東京のスーパーなどで貴社の鶏肉を購入することは可能ですか?

    回答者:はい。しかし、自社ブランドで販売するよりも、商社を通じて販売することが多いです。

    取材者:貴社の今後の成長戦略についてお聞かせください。

    回答者:今後も引き続き、主力の食品事業を強化していきます。まだお取引先のニーズに応えきれていないため、新たな飼育農場の建設や、工場の機械化を進めています。生産量を増やせるよう、積極的に設備投資を進めています。しかし、飼育農場の建設には1年程度かかるため、効果が出るまでには時間がかかります。基本的には、1年に2ヶ所程度の建設を目標としています。

    取材者:人材の採用も重要になるかと思います。採用戦略についてお聞かせください。

    回答者:加工工場は郊外に立地しているため、若い人材の確保が難しいという課題があります。そこで、従来は手作業で行っていた工程を機械化したり、外国人材の活用を進めています。

    取材者:外国人材の雇用はどの程度進んでいるのですか?

    回答者:技能実習生や特定技能の外国人材の割合が増えてきています。

    取材者:貴社の株主還元策についてお聞かせください。

    回答者:弊社は薬剤を使用しない飼育方法を採用しているため、鳥インフルエンザのリスクがあります。万が一、鳥インフルエンザが蔓延した場合、業績に大きな影響を受ける可能性があります。そのため、一定の手元資金を確保しながら、株主優待や配当によって株主還元を行っています。

    取材者:鳥インフルエンザへの対策としては、どのようなことが考えられますか?

    回答者:対策は二つあります。一つは、ハード面です。古い設備は、屋根に穴が開くなどして、そこから野鳥の糞などが侵入する可能性があります。そのため、新しい農場が完成した段階で、古い農場を順次リプレースしています。もう一つは、人材教育です。ウイルスは、人が施設内に持ち込んでしまうことが多いです。そこで、従業員教育を徹底し、ウイルスを持ち込まないよう指導しています。

    取材者:新たな取り組みや重点施策をご説明ください。

    回答者:先ほど申し上げましたように、増産体制の構築に取り組んでおり、下期以降に新たな農場が完成予定です。また、工場の機械化も順次進めています。今後も設備投資を継続し、増産体制を整えていく予定です。

  • IR担当

  • ​-

(株)アクシーズ

東証STD 1381

決算:6月末日

CP&X

 

【2026年6月期2Q】

決算概要

食品事業では、主要取引先向けの販売が順調に推移したことに加え、鶏肉相場が順調に推移した結果、売上高は前年同期比13.9%の増収となった。利益面については、飼料原料等などの肥育コストが下落したことから、前年同期比258.9%の増益となりました。

名称未設定 2.jpg

セグメント別または事業別の増減要因

食品事業については前述のとおりです。

外食事業では、2025年度中にKFC店舗を3店舗出店した結果、売上高は前年同期比6.9%増となりました。一方で、利益面では新店舗の費用が先行したことに加え、人件費などの増加も重なり、前年同期比12.3%の減益となりました。

 

通期見通しと進捗率・達成可能性

最近の業績動向を踏まえ、1月30日付で通期連結業績予想を上方修正いたしました。足元では国内の鶏肉相場が堅調に推移しているものの、第3四半期以降の動向については依然として不透明な状況にあります。

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取材アーカイブ

  • CP&X

     

    事業概要

    アクシーズは、鶏肉事業を展開する企業である。鶏の餌から卵の生産、鶏肉の製造までを一貫して行うことで、抗生物質や抗菌剤などの薬剤を一切使用せずに鶏を飼育している点が特徴である。安全な鶏肉の提供に注力しており、一貫生産体制によるフレキシブルな対応も強みとしている。

     

    創業の経緯と転機

    アクシーズは創業60年以上であり、現在の社長の祖父にあたる伊地知正勝が創業した。創業当初は鶏卵を販売していたが、その後、技術の進化とともに鶏肉事業に転換している。

     

    直近の決算状況

    直近の決算では、売上高と利益が大きく伸びている。これは、出荷する鶏の数量増加に加え、鶏肉から食肉として利用できる部分を最大化するための取り組みが奏功しているためである。

     

    強みと成長戦略

    アクシーズの強みは、薬剤を一切使用しない飼育方法である。これは、薬剤を投与された鶏肉を人が食べることで耐性菌ができてしまう可能性を懸念しているためである。今後は、主力の食品事業を強化し、新たな飼育農場の建設や工場の機械化を進めることで、増産体制を構築していく方針である。

     

    株主還元策

    株主還元については、鳥インフルエンザのリスクを考慮し、一定の手元資金を確保しながら、株主優待や配当によって行っている。

    今期の取り組みとトピックス

    今期は、新たな農場が完成予定であり、工場の機械化も順次進めている。引き続き設備投資を継続し、増産体制を整えていく予定である。

     

    取引先

    アクシーズの最大の取引先はケンタッキーフライドチキン株式会社様であり、年間出荷量の約半数を占めている。その他にも、日本ハム株式会社様やニチレイ株式会社様といった大手食肉商社様と取引を行っている。

     

    課題と対策

    人材の採用については、加工工場が郊外に立地しているため、若い人材の確保が難しいという課題がある。そこで、従来は手作業で行っていた工程を機械化したり、外国人材の活用を進めている。また、鳥インフルエンザ対策として、古い農場の新しい農場へのリプレースや従業員教育を徹底している。

  • Q:貴社のビジネスモデルや事業内容の特徴と強みは何ですか?

    A:弊社は鶏肉を扱っており、鶏の餌から卵の生産、そして鶏肉の製造までを一貫して行っています。他社との大きな違いは、抗生物質や抗菌剤などの薬剤を一切使用せずに飼育している点です。鶏肉の安全性に注力しており、一貫生産体制によってフレキシブルな対応を可能としていることも強みです。

     

    Q:薬剤を使わずに飼育できるのは、なぜですか?

    A:一般的には、鶏の飼育段階で抗生物質を投与して病気の予防を行うことが多いです。これは、レギュレーション上も出荷2週間前までであれば薬剤投与が認められているためです。しかし、弊社では、薬剤を投与された鶏肉を人が食べることで、耐性菌ができてしまい、必要な時に薬が効かなくなる可能性を懸念しています。そのため、一切の薬剤投与を行わずに飼育を進めています。

     

    Q:取引先の企業様には、その点を高く評価されていますか?

    A:はい。最大の取引先はケンタッキーフライドチキン株式会社様です。弊社は東京を含む西側を担当しています。現在、ケンタッキーフライドチキン株式会社様には3社が鶏肉を卸しており、そのうち2社は鹿児島の会社です。

     

    Q:貴社の創業の経緯についてお聞かせください?

    A:弊社は創業60年以上になります。元々は、現在の社長の叔父にあたる2代目が創業しました。当時、体が弱かった2代目は、鶏卵の栄養価に注目し、栄養価の高い食べ物を全国に広めたいという思いから創業に至りました。実は、創業当初は鶏卵を販売しており、その後、技術の進化とともに鶏肉に事業を転換しました。

     

    Q:貴社の決算状況を拝見すると、昨年は売上高と利益が大きく伸びているようですが、その要因についてお聞かせください。

    A:大きく分けて二つあります。一つは、出荷する鶏の数量を増やしていることです。そのためには、新たな飼育農場を建設し、生産量を増やす必要があります。もう一つは、鶏肉から販売可能な部分、つまり食肉として利用できる部分を最大化するための取り組みです。

     

    Q:環境問題に関して、何か取り組まれていることはありますか?

    A:食品事業が主力ですが、太陽光発電設備を導入しているほか、関連会社ではバイオマス発電所も稼働しています。

     

    Q:出荷数を増やすための戦略として、取引先の拡大などは検討されていますか?

    A:現在、出荷の大部分はケンタッキーフライドチキン株式会社様や日本ハム株式会社様、ニチレイ株式会社様といった大手食肉商社様です。現状では、これらの企業様からさらなる出荷要請をいただいており、生産量を増やせば増やすだけ販売できる状況です。そのため、新規の取引先は開拓していません。

  • 取材者:貴社のビジネスモデルや事業内容の特徴と強みについてご説明いただけますか?

    回答者:弊社は鶏肉を扱っており、鶏の餌から卵の生産、そして鶏肉の製造までを一貫して行っております。他社との大きな違いは、抗生物質や抗菌剤などの薬剤を一切使用せずに飼育している点です。鶏肉の安全性に注力しており、一貫生産体制によってフレキシブルな対応を可能としていることも強みです。

    取材者:薬剤を使わずに飼育できるのは、どのような要因があるのですか?

    回答者:一般的には、鶏の飼育段階で抗生物質を投与して病気の予防を行うことが多いです。これは、レギュレーション上も出荷2週間前までであれば薬剤投与が認められているためです。しかし、弊社では、薬剤を投与された鶏肉を人が食べることで、耐性菌ができてしまい、必要な時に薬が効かなくなる可能性を懸念しています。そのため、一切の薬剤投与を行わずに飼育を進めております。

    取材者:取引先の企業様には、その点を高く評価されているのでしょうか?

    回答者:はい。最大の取引先はケンタッキーフライドチキン株式会社様で、年間3,000万羽の出荷のうち、約半数を納入しております。弊社は東京を含む西側を担当しています。

    取材者:ケンタッキーフライドチキン株式会社様の東京の西側を担当されているのですね。

    回答者:はい。現在、ケンタッキーフライドチキン株式会社様には3社が鶏肉を卸しており、そのうち2社は鹿児島の会社です。

    取材者:貴社の創業の経緯についてお聞かせください。

    回答者:弊社は創業60年以上になります。元々は、現在の社長の叔父にあたる2代目が創業しました。当時、体が弱かった2代目は、鶏卵の栄養価に注目し、栄養価の高い食べ物を全国に広めたいという思いから創業に至りました。実は、創業当初は鶏卵を販売しており、その後、技術の進化とともに鶏肉に事業を転換しました。

    取材者:貴社の決算状況を拝見すると、昨年は売上高と利益が大きく伸びているようですが、その要因についてお聞かせください。

    回答者:大きく分けて二つあります。一つは、出荷する鶏の数量を増やしていることです。そのためには、新たな飼育農場を建設し、生産量を増やす必要があります。もう一つは、鶏肉から販売可能な部分、つまり食肉として利用できる部分を最大化するための取り組みです。

    取材者:販売可能な部分を増やす取り組みは、SDGsの観点からも重要ですね。環境問題に関して、他に何か取り組まれていることはございますか?

    回答者:食品事業が主力ですが、再生可能エネルギーの利用にも力を入れております。太陽光発電設備を導入しているほか、関連会社ではバイオマス発電所も稼働しています。

    取材者:出荷数を増やすための戦略として、取引先の拡大などは検討されているのでしょうか?

    回答者:現在、出荷の大部分はケンタッキーフライドチキン株式会社様や日本ハム株式会社様、ニチレイ株式会社様といった大手食肉商社様です。現状では、これらの企業様からさらなる出荷要請をいただいており、生産量を増やせば増やすだけ販売できる状況です。そのため、新規の取引先は開拓しておりません。

    取材者:貴社の薬剤を使わない飼育方法で育てられた鶏肉は、地元の飲食店なども使用したいと考えているのではないでしょうか?地域との取り組みについてはいかがでしょうか?

    回答者:基本的には関東と関西が主な販売エリアですが、鹿児島県内の一部スーパーにも、ブランディング目的で少量ですが出荷しています。

    取材者:東京のスーパーなどで貴社の鶏肉を購入することは可能ですか?

    回答者:はい。しかし、自社ブランドで販売するよりも、商社を通じて販売することが多いです。

    取材者:貴社の今後の成長戦略についてお聞かせください。

    回答者:今後も引き続き、主力の食品事業を強化していきます。まだお取引先のニーズに応えきれていないため、新たな飼育農場の建設や、工場の機械化を進めています。生産量を増やせるよう、積極的に設備投資を進めています。しかし、飼育農場の建設には1年程度かかるため、効果が出るまでには時間がかかります。基本的には、1年に2ヶ所程度の建設を目標としています。

    取材者:人材の採用も重要になるかと思います。採用戦略についてお聞かせください。

    回答者:加工工場は郊外に立地しているため、若い人材の確保が難しいという課題があります。そこで、従来は手作業で行っていた工程を機械化したり、外国人材の活用を進めています。

    取材者:外国人材の雇用はどの程度進んでいるのですか?

    回答者:技能実習生や特定技能の外国人材の割合が増えてきています。

    取材者:貴社の株主還元策についてお聞かせください。

    回答者:弊社は薬剤を使用しない飼育方法を採用しているため、鳥インフルエンザのリスクがあります。万が一、鳥インフルエンザが蔓延した場合、業績に大きな影響を受ける可能性があります。そのため、一定の手元資金を確保しながら、株主優待や配当によって株主還元を行っています。

    取材者:鳥インフルエンザへの対策としては、どのようなことが考えられますか?

    回答者:対策は二つあります。一つは、ハード面です。古い設備は、屋根に穴が開くなどして、そこから野鳥の糞などが侵入する可能性があります。そのため、新しい農場が完成した段階で、古い農場を順次リプレースしています。もう一つは、人材教育です。ウイルスは、人が施設内に持ち込んでしまうことが多いです。そこで、従業員教育を徹底し、ウイルスを持ち込まないよう指導しています。

    取材者:新たな取り組みや重点施策をご説明ください。

    回答者:先ほど申し上げましたように、増産体制の構築に取り組んでおり、下期以降に新たな農場が完成予定です。また、工場の機械化も順次進めています。今後も設備投資を継続し、増産体制を整えていく予定です。

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